上司と合わないからストレスがたまる
上司と合わないのは自分のせい?
と悩んでいる人は少なくありません。
どんなに上司が苦手でも、組織にいる以上全く関わらずに仕事をするのは不可能です。
でも上司のことが苦手すぎると、会社に行くのも辛くなってしまうでしょう。
では上司と合わないときは、どうすればいいのでしょうか。
こんにちは!
株式会社Wizで人事責任者をしている荻久保(@ogikubo)です。
合わない上司が変わってくれることはないでしょうから、自分の考え方や行動を変えて対処することが大切です。
そんな訳で、本記事では上司と合わないと感じる主な理由を6つまとめてみたいと思います。
その上で、上司と合わない場合の対処法や、いくら苦手な上司でもやってはいけないNG行動も解説していきます。
上司と合わないことで悩んでいる方、これから就職を考えていて「上司とうまくやっていけるかな?」と心配している方は、ぜひ参考にしてみてください。
- 仕事の進め方を押し付ける上司や感情的な上司は部下に合わないと思われる
- 上司と価値観や性格が合わずにストレスを感じることがある
- 仕事へのモチベーションが下がる
- ストレスで心身に不調をきたすことがある
- 仕事だけの人間関係と割り切って適度な距離を取る
- 上司の良い面を探すと苦手意識が和らぐことがある
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上司と合わないと感じる主な理由6選
上司と合わないと感じている社会人は少なくありませんし、上司と合わない理由はさまざまです。
まずは上司と合わないと感じる主な理由をご紹介します。
1. 仕事の進め方を一方的に押し付ける
自分流の仕事の進め方を細かく指示してくる上司もいます。
それが非効率としか思えない方法であったり、自分のやり方とは異なる方法であったりする場合、上司の細かな指示が大きなストレスになってしまいます。
もっといい方法がある場合は必ずしも従う必要はありませんが、自分のやり方に従わないと怒る上司もいるため、仕事がしづらくなってしまうでしょう。
2. 指示があいまいすぎる
仕事の進め方を細かく指示する上司とは対照的に、指示があいまいすぎて部下を困らせてしまう上司もいます。
とくに新入社員の場合はまだ分からないことも多いため、適切な指示を出してもらわなければとまどうでしょう。
指示があいまいすぎると意図が伝わらないため、やり直しになることも少なくありません。
指示があいまいな場合でも質問できれば問題ないのですが、質問すると「そんな事もわからないのか!」というような上司もいるため、部下は大きなストレスを抱えてしまいます。
3. 価値観が合わない
価値観の違いから、上司と合わないと悩むケースもあります。
たとえば、遅くまで残業する人を「頑張っている」と評価する上司もいます。上司がそのような価値観の場合、上司より先に帰りにくい雰囲気になってしまいます。
たとえ効率よく働いて時間内に仕事を終わらせる努力をしても、上司からは頑張りを認めてもらえません。
上司との価値観の違いで働きにくさを感じてしまうでしょう。
4. 性格が合わない
上司とは性格が合わず、コミュニケーションの面で不満を抱えてしまうことがあります。上司が常に不機嫌そうな顔でコミュニケーションを取りにくい場合もあれば、距離感が近すぎて迷惑に感じてしまうことも。
相手が上司であれば、コミュニケーションの取り方に不満があっても言いづらいため、ストレスを抱えてしまうケースがあります。
5. 感情的になりすぎる
感情の波が激しい上司は、すぐに声を荒げて叱責するため、部下たちを萎縮させてしまいます。常にイライラしている上司には、質問や報告があっても声を掛けづらいため、作業効率も下がります。
そのような感情的になりやすい上司がいると職場全体の雰囲気が悪くなるため、仕事に集中できなくなるでしょう。
なお、侮辱するような言葉での叱責や八つ当たりはパワハラに該当します。
上司からパワハラを受けた場合は、社内の相談窓口や外部の相談機関に相談しましょう。
6. 仕事ができない
年功序列の会社では、長く勤めていると能力が高くなくても役職につくことがあります。上司なのに仕事ができない場合、困ったときもフォローしてもらえず、相談しても適切なアドバイスがもらえません。
上司の能力不足が原因で、業務がスムーズに進まなくなってしまいます。
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合わない上司に我慢しているとどうなる?
上司と合わないけれど我慢するしかないと思っている人もいるでしょう。
しかし上司と合わない状況を「仕方ない」と我慢していると、次のようなリスクがあります。
- 仕事へのモチベーションが下がる
- ストレスがたまり心身に不調をきたす
上司と合わない部分があると、仕事の作業効率が落ちて業務を進めにくくなります。合わない上司の下で仕事しても評価されないため、仕事へのモチベーションも下がってしまうでしょう。
また、出社するのも嫌になるほどストレスがたまり、心身に不調をきたす恐れがあります。健康は何より大切なので、ストレス過多になる前に対策が必要です。
上司と合わないときの対処法
上司と合わないからといって、関わらないわけにはいきません。しかし、合わない上司に我慢しているとストレスがたまりすぎて、体調を崩す恐れがあります。
上司と合わないときの対処法をご紹介しますので、悩んでいる人は次のことを試してみましょう。
適度な距離を取る
上司と良好な人間関係を築けるのが一番ですが、合わない場合は無理してコミュニケーションを取ることもありません。仕事だけの人間関係と割り切ると気分が楽になります。
ただし、仕事をスムーズに進めるための必要最低限なコミュニケーションは取るようにしましょう。苦手だからといって必要な報告を怠っては、さらに関係が悪くなってしまいます。
適度な距離を取りながら、必要なコミュニケーションは欠かさないようにしましょう。
上司の良い面を探す
上司に対して「合わない」「苦手」と思っていると、嫌な面ばかりが目について苦手意識がどんどん強くなります。
そこで、上司の良い部分を探してみましょう。
「仕事が早い」「ミスが少ない」「部下のミスはきちんとサポートしてくれる」など、上司の長所が見つかれば、苦手意識も和らいでくるでしょう。
上司の立場になって考える
上司は部下をマネジメントする役割がありますが、部下のことだけを考えて仕事しているわけではありません。組織の目的を達成するためには、部下に嫌われようとも厳しいことを言わなくてはいけないときもあります。
「なぜ無理なことばかり言うのだろう」という不満も、上司の立場になって考えると少し理解できるかもしれません。
仕事で成果を出す
仕事で成果を上げると状況が変わる可能性があります。
仕事ができる部下は頼りにされるため、上司の態度がこれまでとは変わり、仕事がしやすくなるでしょう。
また、仕事で成果を出して出世すれば、合わない上司の指示に従わなくてよい立場になれます。
ただし、出世につながる評価は上司が行うため、上司と合わない場合は出世が難しい可能性があります。
仕事以外でコミュニケーションを取ってみる
合わない上司とは距離を取ることでストレスを軽減できますが、可能であれば仕事以外でコミュニケーションを取ってみるのも一つの手です。
苦手な上司でも、仕事を離れてみると実は悪い人ではないと思うこともあるものです。
職場の飲み会があれば、上司に自分の方から話しかけてみるのもよいでしょう。
普段と違う一面が見られると、苦手意識がなくなることもあります。
プライベートな話をしたことでお互いに親しみが湧き、仕事がしやすくなるケースもあります。
以下嫌いな上司との付き合い方についての記事も参考ください。
上司と合わない原因は自分にないか探してみる
上司と合わないと感じる原因は、もしかしたら自分自身にある場合もあるかもしれません。
念のため、自分に問題がないかも振り返って、思い当たることがあれば改善を試みましょう。
同じミスを繰り返している
上司のことを「毎日怒るから苦手だ」と思っている人は、自分が同じミスを繰り返していないか振り返ってみましょう。
もし心当たりがあれば「注意されたことを手帳にメモする」「付箋に書いて目立つ場所に貼っておく」など、同じミスを繰り返さないための方法を考えて実践しましょう。
ミスが減れば、上司から毎日のように叱られることもなくなるでしょう。
言い訳ばかりしてしまう
上司にミスを指摘されたとき、言い訳ばかりしていませんか?自分のミスを認めず、言い訳ばかりしていると上司の態度が冷たくなるかもしれません。
自分にだけ冷たい態度を取られると「合わない」「苦手」と思ってしまうものです。
ミスしたときはすぐに謝り、アドバイスを素直に聞くように心がけたら、上司の態度も変わってくるでしょう。
ビジネスマナーが身に付いていない
社会人として働くには、ビジネスマナーを身に付けておく必要があります。
しかし「挨拶ができない」「敬語が使えない」「身だしなみが整っていない」など基本的なビジネスマナーが身に付いていない場合、上司との関係がうまくいかない原因になってしまいます。
ビジネスマナーが身に付いていなければ、上司だけでなく取引先とも良好な関係を築けません。
まずは挨拶を欠かさないことや、正しい敬語を使うことを徹底しましょう。
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上司と合わないからといってやってはいけないNG行動
合わない上司に対して、間違った行動を取ると状況がさらに悪化する恐れがあります。
上司と合わなくても、次のような言動は避けましょう。
上司の悪口を言う
上司と合わないからといって、職場で悪口を言いふらすのはやめましょう。あなたが悪口を言っていたと上司の耳に入ってしまい、関係がさらに悪化する恐れがあります。
また、悪口ばかり言っていると職場での信頼を失うことになりかねません。
悪口は何の解決にもならず、状況を悪化させるだけです。たとえ理不尽な目にあったとしても、悪口は言わないようにしておきましょう。
上司を徹底的に避ける
合わない上司への対処法として適度な距離を取るのはいいですが、徹底的に避けるのはNGです。必要な報告を怠れば、後から大きなトラブルに発展することもあります。
いくら苦手な上司であっても、業務上は最低限のコミュニケーションが必要です。適度に距離を取るにしても、報連相は欠かさないようにしておきましょう。
上司に反抗的な態度を取る
上司は目上の人なので、合わないからといって反抗的な態度を取るのは避けるべきです。そのような態度を取ると社内の雰囲気が悪くなり、他の人の仕事にも影響を与えてしまいます。
あからさまに嫌な態度を取ると、ますます関係が悪化します。社内評価が悪くなり、昇給や昇進に影響することもあるでしょう。
苦手な相手だからといって失礼な行動を取ると自分に返ってきます。合わない上司にも礼儀正しく接しましょう。
合わない上司と仕事を続けるのが難しい場合は?
合わない上司への対処法を実践しても問題が解消しない場合、他の解決法を検討することになります。
合わない上司と一緒に仕事を続けるのが困難と判断したら、次のことを検討しましょう。
合わない上司のさらに上司に相談する
上司が適切な指示をしてくれない場合などは、合わない上司より上の役職についている上司に相談してみるという方法もあります。
ただし、余計に関係が悪化する可能性もあるため、すでに信頼関係を築けている上司に相談することがポイントです。上司の上司に当たる人が介入してくれれば、スムーズに問題が解決する可能性があります。
異動を希望する
合わない上司のことがどうしても我慢できない場合、別の部署への異動を希望する方法もあります。他の部署に異動できれば、合わない上司と関わらなくてすみます。
ただし、異動を希望する場合、上司と合わないことを理由にしない方がよいでしょう。「〇〇に挑戦したい」などポジティブな理由を付けた方が話が進みやすいことがあります。
異動が可能か人事部に相談してみましょう。
転職を検討する
合わない上司に対して対処法を試してみても状況が改善しない場合、最終手段として転職を検討する方法があります。転職してしまえば、合わない上司とは離れられます。
ただし、どの企業に転職しても、上司と関わりながら仕事を進めることに変わりはありません。転職先でも同じような状況になる可能性があることは理解しておきましょう。
また、面接では退職理由を「上司と合わないから」と言わないように注意が必要です。
質問には正直に答えることが大切ですが、上司と合わないことを退職理由にすると、採用しても同じような理由で辞めるかもしれないと思われてしまいます。
退職理由はポジティブな理由を考えておきましょう。
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合わない上司に関するよくある質問
- 上司と合わないことを理由に転職してもいいですか?
-
上司とどうしても合わず、ストレスがたまる場合は転職も考えましょう。
ただし、面接時に転職理由を聞かれたときは、ポジティブな理由にすることをおすすめします。
- 今の仕事は好きだけど上司と合わない場合はどうすればいいですか?
-
どうしても上司と合わない場合は転職も検討しましょう。
今の仕事が好きであれば、同じ業界でスキルを活かせる仕事が見つかる可能性があります。
- 合わない上司に直接不満を伝えてもいいですか?
-
上司との関係性によっては、直接伝えると冷静に話し合いができないことがあります。
上司のさらに上司や人事担当など、第三者から伝えてもらう方が自分の欠点に気づきやすいこともあります。
上司と合わないと感じる理由のまとめ
今回は上司と合わないと感じる理由をまとめてみました。
上司に変わってほしくても、相手の行動や考え方を変えることは困難です。
自分の考え方や行動を変えて、働きやすい環境に改善できないか考えてみましょう。
仕事だと割り切って必要最低限しか接しないようにすることも、自分を守るために効果的な方法です。
どうしても我慢できない場合は転職を検討しましょう。
転職を考える場合、転職エージェントの利用がおすすめです。転職エージェントを利用すると事前に社風なども確認できるため、入社後のミスマッチを防げる可能性が高いでしょう。
現在、フリーターの方は、今後正社員として就職した際、上司と合わないで悩むことがあるかもしれません。そのときは、本記事の対処法を参考にしてみてください。
上司と合わないで困ったときは、自分の考え方や行動を変えて快適に働ける環境を手に入れましょう。
フリーターの就職については以下記事もご参考ください!
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