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第二新卒の転職は難しい?やめた方がいい?転職成功のコツを徹底解説

第二新卒の転職は難しい?やめた方がいい?転職成功のコツを徹底解説

「第二新卒の転職は難しいと言われているけど本当?」

「第二新卒での転職は失敗したくない!」

第二新卒は、中途採用者よりスキルや経験が不足しており、転職活動において苦労することが目に見えているため、難しいという印象があるようです。

しかし第二新卒は、フレッシュさを持ちながら社会人としての最低限のビジネスマナーも身についているので、その点が企業に評価されていて、ポテンシャルで採用されやすい傾向があります。

今回は、第二新卒における、転職を成功させるポイントを徹底解説しています!

第二新卒が転職する前に気を付けるべきポイントも紹介しているので、第二新卒で転職を考えている方に必見の内容です!

こんにちは!

株式会社Wizで人事責任者をしている荻久保(@ogikubo)です。

今回は、人事として年間数百人の面接経験もある僕が、そんな人たちが抱える悩みを解決し、第二新卒の転職を成功させるポイントを解説してみたいと思います。

目次

第二新卒とは

第二新卒とは

第二新卒の定義

第二新卒とは、高校や大学卒業後に新卒入社した、社会人経験3年以内の若手求職者を指します。

第二新卒は、年齢が若く柔軟性が高い点と、社会人として働いた経験があることから、ある程度のビジネスマナーが身についている点が評価されています。

そのため企業は、まだ社会経験のない新卒と異なる観点で第二新卒を採用する場合が多いです。

第二新卒と既卒の違い

第二新卒高校や大学卒業後に新卒入社した、社会人経験3年以内の若手求職者
既卒学校卒業後、就職をしていない人

第二新卒と既卒の違いは、社会人経験があるかどうかです。

第二新卒と既卒は、学校を卒業している点は同じですが、第二新卒は社会人経験がある人を指し、既卒は社会人経験がない人を指します。

「学校卒業後、就職はしていないがアルバイトをしている」場合は、既卒に含まれます!

第二新卒はいつまで?

第二新卒は、いつからいつまでという明確な定義はありませんが、一般的に卒業後約3年以内を指します。

つまり、4年制大学を卒業していれば25歳前後まで、高校を卒業していれば20歳前後までになります。

第二新卒はそもそもなぜ転職するのか?

1社目を3年以内に辞めて、第二新卒として転職する人が多いのは、新卒入社した会社に対して「思っていたのと違った」というギャップが生じやすいからです。

学生時代に十分に業界分析や企業分析、自己分析などをしないまま就職活動をしたことによって、入社後にミスマッチが発生し、転職を考える人が多いようです。

また、新卒入社した会社で働いていくうちに、新しく挑戦したいことが見つかったケースも多く、第二新卒として転職を希望する人が増えています。

昨今では、転職に対してマイナスな意見を持つ人が減ったことも、第二新卒の転職希望者が増えた要因でしょう。

「第二新卒の転職は難しい」と言われる理由

「第二新卒の転職は難しい」と言われる理由

企業からすぐに辞めると思われる

第二新卒は、新卒入社した会社を3年以内で退職していることから、企業から「すぐに辞めるのではないか?」と思われがちです。

特に、1年以内で退職している場合、仕事における忍耐力やストレス耐性が低いと判断される可能性もあります。

早期退職されると採用コストや労力が無駄になってしまうので、「すぐに辞めるかも」と思われる第二新卒者は採用されにくいです。

ビジネスマナーが不十分の可能性がある

第二新卒で、ビジネスマナーが十分に身についていない場合も、採用に至りづらいです。

第二新卒は、社会人経験がある分、会社での礼儀作法や電話対応、メール作成方法といったビジネスマナーが身につけていて当然と判断されます。

仮に最低限のビジネスマナーを身につけていなかった場合、企業は教育にかかる手間やコストを懸念するため、不採用になってしまう可能性が高くなります。

スキルや経歴が身についていないから

活躍できるようなスキルや経歴が身についていないのも、第二新卒で転職が難しいと言われる原因です。

もちろん3年以内で即戦力になるスキルを身につけることは難しいのですが、企業は中途採用で即戦力を求めるケースが多いです。

さらに、スキルと経歴の両方を持った人がライバルになるので、その中で勝ち残るのは難しいでしょう。

異業種転職だと追いつくのに苦労することがある

新しい業界や業種に転職する場合、企業が求めるレベルに追いつくまで時間がかかるので、企業は未経験であれば採用を見送る可能性があります

さらに転職先の企業の教育体制が整っていなかった場合は、独学で一から勉強する必要があります。

新卒で入社したときのように、仕事内容を細かく指導してもらえることはほとんどないので、未経験での第二新卒転職は難しいといえます。

必ずしもキャリアアップできるわけではない

第二新卒として転職できても、新卒と同等の業務を任されることがあるので、キャリアアップできない可能性があります。

第二新卒は、人柄や意欲、潜在的な能力を見て判断するポテンシャル採用を行う企業が多いです。

そのため、前職と変わらないレベルの業務を担当することがあり、キャリアアップ目的の第二新卒転職は難しいでしょう。

キャリアアップ目的で転職したい場合は、現職でアピールできるスキルや経験を身につけることを優先しましょう。

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第二新卒で転職はやめておいた方がいい?

第二新卒で転職はやめておいた方がいい?

近年の市場拡大を鑑みると、第二新卒転職は決して悪いことではありません

実際に、厚生労働省の「新規学卒就職者の離職状況」によると、3年以内の離職率は30%以上で、約3人に1人が転職しています。

第二新卒で転職している人は意外に多く、転職をすることで状況が好転するケースも少なくないので、まずは転職に向けてアクションを起こしてみることをおすすめします。

出典:厚生労働省|新規学卒就職者の離職状況を公表します

第二新卒の転職は有利な面もある

第二新卒の転職は有利な面もある

社会人としての経験がある

第二新卒の強みは、社会人としての経験があることです。

新卒採用の場合は、新卒研修を開いてビジネスマナーから仕事内容まで細かく教育する必要があり、企業側は教える手間やコストなどの様々な負担が増えます。

その点、第二新卒であれば最低限のビジネスマナーが備わっており、新卒よりも教育負担が少ないので、企業にとってもメリットがあります。

ポテンシャルで採用されやすい

第二新卒は吸収率やポテンシャルが評価される傾向にあるので、スキルや経験のない未経験でも採用されやすいです。

社会人経験が長い30~40代であれば、凝り固まった考えや意見がある場合も多く、会社のスタイルに柔軟に適応できない人もいます。

その点、第二新卒は、経験が浅いぶん新しい環境や仕事のやり方をスムーズに吸収しやすいため、自社での成長を見越して採用されるケースも多いです。

異業種にチャレンジしやすい

第二新卒は、新しい業界、業種にチャレンジしやすいというメリットもあります。

未経験業界、職種への転職は、若いほど有利に進められる傾向があり、年齢を重ねるほど難しくなります。

第二新卒はキャリアチェンジに最適なタイミングなので、新しいことに挑戦したいと思った時点で、早めにアクションを起こすようにしましょう。

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第二新卒採用に積極的な企業とは?

第二新卒採用に積極的な企業とは?
第二新卒採用に積極的な企業
  • 成長が著しいスタートアップ企業やベンチャー企業
    L IT・Web業界やメディア業界、人材業界、介護・福祉業界
  • 新卒採用の人数が未達で終わった企業

第二新卒の採用に積極的な企業は、成長が著しいスタートアップ企業やベンチャー企業です。

成長率が高い企業は、将来的な人材を育成しようと、若手を多く獲得したいと考えるためです。

また、新卒採用の人数が未達で終わった企業も、第二新卒の採用に力を入れています。

新卒採用の人数が未達で終わった企業は、新卒で採用できなかった分を第二新卒採用で補う傾向があるので、第二新卒の枠が確保されています!

企業が第二新卒を採用するメリット

企業が第二新卒を採用するメリット
  • 教育コストがかからない
  • 即戦力になる可能性がある
  • 最低限のビジネスマナーが身についている

企業が第二新卒を採用するメリットに、新卒採用ほどの教育コストがかからないことが挙げられます。

第二新卒は、最低限のビジネスマナーが身についているので、企業は仕事内容を教えるだけで済み、教育コストを削減できます。

また、まだ開花していない秘めた能力やポテンシャルにも期待でき、即戦力になる可能性がある点もメリットです。

企業が第二新卒に対して求めること

主体的に行動できる

企業は、やる気と意欲を持って自ら行動してくれることを、第二新卒に期待しています。

少しでも早く業務を覚え、慣れようとする前向きな姿勢は、第二新卒ならではの要素です。

上記のような前向きさ・フレッシュさで、企業に新しい風を吹かせてくれることも求めているので、主体性をアピールするのがおすすめです。

自社で長く働いてくれる

企業は、自社で長く働いてくれることを、第二新卒に求めています。

前職と同じようにすぐに辞められてしまっては、採用コストが無駄になってしまうので、多くの企業は短期退職を避けたいと考えるでしょう。

そのため、第二新卒は「長期間働いて期待に応えたい」という姿勢をアピールすることが大切です。

企業への適応力がある

企業は、社風や職場環境に柔軟に適応してくれることを、第二新卒に求めています。

円滑に業務を進めるためには、周囲と良い関係性を築き、新しいやり方でも柔軟に取り組まなければなりません。

そのため、第二新卒は「経験が浅い分、新しい職場にも柔軟に対応できる」ことを伝えることが大切です。

第二新卒の転職が失敗する人の特徴

第二新卒の転職が失敗する人の特徴

転職理由が明確でない人

第二新卒で転職する際、「他の仕事の方が楽しそう」「今の会社をとにかく辞めたいだけ」などといった曖昧な理由で転職活動を始めると失敗しやすいです。

また、退職理由と志望動機に一貫性がない場合も、自己分析が不十分と企業に判断されてしまうので、面接に落ちやすいでしょう。

具体的なビジョンがない

具体的なキャリアビジョンがないまま転職活動を続けていると、求人を探す際の方向性がブレるので、転職に失敗しやすくなります。

また明確なキャリアビジョンがないと、志望動機や転職理由の説得力も欠けるので、採用担当者の共感や納得感を得られにくくなります。

最低限のビジネスマナーが身についていない

第二新卒で、最低限のビジネスマナーが身についていない人も転職に失敗しやすいです。

第二新卒は、「短い期間でも社会人経験がある」として採用されています。

そのため、挨拶や言葉遣い、身だしなみといったビジネスマナーができていないと印象が悪くなり、不採用になる可能性があります。

会社を辞めてから転職活動をする

次の仕事の見通しが立たない状態で退職すると、不安や焦りから転職活動に集中しにくくなってしまいます

また、焦りから転職先を妥協しやすくなる可能性もあるため、転職活動は在職中に行うのが無難です。

すぐに辞めそうと思われる

第二新卒の転職において、面接官に「すぐに辞めてしまうのでは?」と思われてしまうと、採用を見送られてしまう可能性が高まります。

事実、就職して3年程度で辞めて(辞めようとして)いるので、「ウチに入っても続かないだろう」と判断されやすいです。

そのため、「長期間働いて期待に応えたい」という姿勢をアピールすることが大切です。

前職の退職理由がネガティブ

前職の退職理由を人や会社のせいにしている人も、転職に失敗しやすいです。

不満や愚痴を退職理由として伝えると、「嫌なことがあれば、すぐに辞めてしまいそう」と判断されて内定は遠のいてしまいます。

内定を取るには、前職に対するネガティブな話をするのではなく、「自己実現」など前向きな転職理由をアピールするのがおすすめです。

待遇や条件面だけで企業を選んでいる

高収入や充実した福利厚生、大手企業ならではのブランド力を重視して企業を選んでいる人も、第二新卒の転職で失敗しやすいでしょう。

企業は何度も採用試験を行ってきているため、書類や面接から応募者の人間性をしっかりと見極められます。

そのため、高待遇ばかりに目を向け、仕事への熱意や志望動機が弱いとすぐに見抜かれてしまい、不採用になりやすいです。

新卒時の就職活動と同じように考えている

新卒時は手当たり次第に会社にエントリーして、説明会を受けて進めていくことが多く、第二新卒の転職時も同じ方法で進める人が多いです。

しかし、新卒時の反省を活かさずに転職活動進めてしまうと、再度失敗する可能性が高くなります

「就活で失敗した理由」を分析し、企業選びや選考の進め方を工夫することで、自分に合った仕事を見つけやすくなるでしょう。

新卒採用と第二新卒採用では、評価基準が違います。
以下では、第二新卒採用で成功させるために、抑えておくべきポイントを解説していきます!

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第二新卒の転職が成功する人の特徴

第二新卒の転職が成功する人の特徴

転職理由が明確である

第二新卒の転職を成功させるために、転職理由や軸を明確にしましょう。

転職の軸が不明瞭だと、求人を探す際の方向性がブレやすくなり、本当に自分に合った仕事がわからないままになってしまいます。

仮に転職できたとしても、転職先も合わず、同じことを繰り返すリスクもあるので、次の会社で何をしたいのか明確にすることが大切です。

自己分析を徹底して中長期的なキャリアイメージを持っている

第二新卒の転職を成功させるには、自己分析を徹底して中長期的なキャリアイメージを持つことが大切です。

「自分がどのような職種や業界で活躍したいのか」「5年後、10年後どのような働き方を実現したいのか」を明確にできれば、今からすべきことや選ぶべき企業が自然と見えてきます。

また面接時にキャリアイメージを伝えることで、成長意欲をアピールできるので、プラスの印象を持ってもらえるでしょう。

プライベートやライフプランも考慮すると、より具体的なキャリアビジョンを考えられます。

企業が求める人材像を把握している

自身の適性や魅力をアピールするために、企業が求める人材像を把握することも、第二新卒の転職を成功させるポイントです。

求める人材像を把握するためには、企業のホールページや求人情報などから推測するといった企業研究が必須です。

そして企業の価値観を把握したうえで、求める人物像に合致するエピソードを話すことで、自分の適正をアピールできます。

転職までのスケジュールを考えている

「〇月までに転職する!」というように、転職までのスケジュールを考えている人も、第二新卒の転職を成功させやすいです。

ゴールを決めることで逆算して計画を立てられるので、その時点で何をすべきかがわかり、行動の迷いもなくなります

なお、転職先が決まるまで1~3ヶ月程度かかるので、「3ヶ月後には今の会社を辞める」イメージを持って、スケジュールを立てるのがおすすめです。

前職の経験を活かしている

第二新卒の転職が成功する人の特徴に、前職の経験を活かしていることが挙げられます。

企業は、できるだけ少ないコストで即戦力として活躍してほしいと考えます。

そのため、前職で培ったスキルや経験をアピールすることで、企業に「すぐに活躍してくれそう!」と判断してもらえ、採用の確率を高められるでしょう。

仕事に対して前向きである

第二新卒の転職が成功する人は、仕事に対して前向きで、成長意欲や熱意を持っています。

多くの第二新卒はスキルや経験を持っておらず、それを企業も理解しています。

スキルや経験を盛って話しても、入社後に身の丈に合わない仕事をすることになりかねないので、第二新卒にしかない仕事へのやる気をアピールすることで転職成功につながるでしょう。

第二新卒の転職を成功させる方法

第二新卒の転職が成功する人の特徴

企業研究は丁寧に行う

第二新卒の転職で、新卒のときと同じように転職先選びで失敗しないためには、企業研究の徹底がカギとなります。

「どのようなビジネスモデルか」「企業経営や事業が現在どのような経営フェーズにいるのか」を把握することが重要です。

企業研究を丁寧に行うことで、企業が求める人物像も把握できるので、明確な志望動機を伝えられて成功の確率を高められます。

働く条件の優先順位をつける

第二新卒の転職を成功させるためのポイントのひとつに、譲れない条件と妥協できる条件を明確にすることが挙げられます。

働く条件としては、給与や労働環境、福利厚生、キャリアアップの可能性などがあります。

自分にとって重要な条件を明確にし、優先順位をつけることで、適切な企業選びができるでしょう。

転職理由をポジティブ変換する

ネガティブな内容の転職理由をポジティブに言い換えることで、面接官にマイナスな印象を持たれるリスクを回避できます。

退職する理由はネガティブなものがほとんどですが、面接で愚痴や不満をそのまま伝えると、企業側は採用に消極的になる可能性が高いです。

「採用したら活躍してくれるかもしれない」と思ってもらうために、仕事への意欲や向上心が伝わるポジティブな転職理由にしましょう。

面接で愚痴や不満をそのまま伝えると、面接官に「また辞めてしまうのでは…」と不安視されやすくなります。

ポジティブ変換例
年収が低い…

前職は年功序列の給与体系だったため、結果を出しても給与に反映されにくいスタイルでした。
その経験から、成果が評価に直結する企業で働きたいと思うようになり、成果評価を採用している御社の営業職に応募しました。

営業のノルマが厳しい…

新たなお客さまと出会い、お話しをすることは刺激的で楽しかったのですが、一人一人のお客様に時間を掛けて、信頼関係を築ける仕事がしたいと思い、それを叶えられる御社を志望しました。

人間関係に悩んだ…

前職は個人単位で取り組むことが多かったので、ライバル意識が強く、コミュニケーションが不足していました。
その経験から、チームで意思疎通を取りながら目標に向かって仕事を進めたいと考えるようになり、転職を決意しました。

退職理由と志望動機に矛盾がないようにする

退職理由と志望動機に矛盾がないようにすることも、第二新卒の転職成功のための大切なポイントです。

前職での経験や失敗を経て、新しい職場で実現したいことを明確に伝えることで、説得力のある志望動機になり、内定を得やすくなるでしょう。

また第二新卒の転職の場合、退職理由として失敗談を挙げることが多いと思いますが、その際は必ずポジティブな志望動機と合わせて伝えるようにしましょう。

退職理由を失敗談で終わらせてしまうと、面接官に悪い印象を与えやすいので、退職理由の最後はポジティブな表現で締めるようにしましょう。

働きながら転職活動を行う

経済的に困窮するのを防ぐためにも、転職活動は働きながら行うのがおすすめです。

次の仕事の見通しが立たない状態で退職すると、不安や焦りで転職活動が上手くいかない可能性もあります。

自身の適性に合った仕事を見つけ、納得して第二新卒の転職活動を終えるために、現職はすぐに辞めないようにしましょう。

転職エージェントを利用する

転職エージェントは、転職希望者と企業をマッチングさせ、仕事選びから入社までをサポートしてくれるプロの専門家です。

転職エージェントは、経歴やスキル、条件を踏まえて求人情報を提供してくれるだけでなく、エントリーシートの書き方や面接のアドバイスも行ってくれます

「何から始めていいのかがわからない」という方はもちろん、「模擬面接練習をしたい」方も、積極的に転職エージェントの利用するのがおすすめです。

20代のうちに確実に適職を見つけるならパーソナルファイル!

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第二新卒が転職する前に気を付けるべきポイント

第二新卒が転職する前に気を付けるべきポイント

転職理由をもう一度考えてみる

第二新卒が転職活動を始める前に、転職したいと思った理由をもう一度考えるようにしましょう。

なぜなら明確な目的がなければ、転職できたとしても、「転職先も合わないかもしれない」といった同じようなことで悩む可能性があるからです。

同じ悩みを繰り返さないために、「転職先で何をしたいのか」「自分の不満は現職で解決できないことなのか」をもう一度考えてみましょう。

転職する時期を見極める

転職先が決まるのに必要な期間をはじめ、現職の引き継ぎにかかる期間や、転職先の準備にかかる期間は人によって異なります。

転職をスムーズに進めるために、トータルで必要な日数を逆算して、転職を始める日と退職する日を決めましょう。

自分のキャリアにとってプラスになるか考える

第二新卒が転職活動を始める前に、現職を続けること、もしくは転職することが自分のキャリアにとってプラスになるか考えましょう。

第二新卒として転職できても、新卒と同等の業務を任されることがあるので、キャリアアップできない可能性があります。

現職を続けたほうが昇格しやすいこともあるので、転職か現職か、理想のキャリアを叶えられる方を選択するようにしましょう。

第三者に意見を聞く

転職において、自分一人で自身の強みや弱み、どのような特性があるかを客観的に把握するのは難しいため、第三者に相談するのがおすすめです。

相性就職パーソナルファイルを活用すると、独自のキャリアパーソナリティ診断によって、「どんな強みや弱みがあるか」「どんな働き方が向いているか」など、仕事をする上での重要なポイントが分かります。

また経験豊富な適職カウンセラーが、キャリアパーソナリティ診断の分析結果と面談でのヒアリングをふまえて、第二新卒としてチャレンジできる求人を厳選して紹介してくれるので、まずキャリアパーソナリティ診断をしてみるのがおすすめです。

第二新卒で転職するメリット・デメリット

第二新卒で転職するメリット・デメリット

第二新卒で転職するメリット

若さを活かして転職しやすい

第二新卒は、フレッシュさを持ちながら、社会人としての最低限のビジネスマナーも身についています。

「若い人を採用して社内に新しい風を吹かせられる」「新卒よりも教育コストを抑えられる」といったメリットもあるため、第二新卒を積極採用している企業も多く、転職もしやすいでしょう。

第二新卒向けの教育・研修が充実している

第二新卒向けの教育・研修が充実している企業も多いので、スキル習得において不安なく転職できるのもメリットです。

研修制度が整っているかを確認したい場合は、会社のホールページや求人ページを見たり、面接で聞いてみたりしましょう。

ミスマッチが減らせる

第二新卒で転職することで、自分により合っている会社を選択できます。

新卒の就活時に企業研究や自己分析を行ったものの、実際に働いてみると「意外にもコツコツとした業務は向いていないかも」や「給与面より働きやすさを重視したい」というようなことが見えてきます。

ミスマッチ気づいた第二新卒の段階で転職することで、自分に合う企業で長く働き続けられるメリットがあります。

未経験の仕事に挑戦しやすい

企業は、応募者が20代の未経験の場合、成長を見越して採用することが多いので、第二新卒は未経験の仕事に挑戦しやすいでしょう。

さらに第二新卒であれば、経験が浅いぶん新しい環境にも柔軟に適応できるだろうと、企業は期待しているので、未経験であっても積極採用しているところが多いようです。

プレッシャーが少なく、会社の雰囲気に溶け込みやすい

第二新卒で転職するメリットに、プレッシャーが少なく、会社の雰囲気に溶け込みやすい点も挙げられます。

スキルや実績が重視される20代後半からの転職は、即戦力としての採用になるので、「結果を出さなければいけない」といったプレッシャーを受けるケースがあります。

しかし第二新卒は、中途採用ほどの即戦力は期待されていないので、プレッシャーが少ない状況下で働くことができるでしょう。

第二新卒で転職するデメリット

「早々に辞めてしまいそう」と思われやすい

第二新卒は、新卒で入った会社を3年以内で辞めているので、「早々に辞めてしまいそう」と思われやすいです。

辞めてしまいそうな雰囲気のある応募者は採用を見送ることが多いので、「長期間働いて期待に応えたい」という姿勢をアピールすることが大切です。

根気がないという印象も持たれやすいので、自己アピールでは粘り強いエピソードを交えるのがおすすめです。

基本的なビジネスマナーを身につけているのが前提となる

第二新卒は、新卒の会社で礼儀作法や電話対応、メール作成方法などを学んでいるので、ある程度のビジネスマナーを身につけていて当然と考える企業は少なくありません。

そのため、新卒とあまり変わらない認識でいると、思ったよりも求められることが多いと感じてしまうでしょう。

少しでも企業の期待に応えるために、転職期間中にビジネスマナーを復習したり、基本の専門用語を勉強したりするのがおすすめです。

新卒を重視する企業がまだ多い

日本では、昨今でも新卒採用を重視している企業が多く、特に大企業や有名企業が新卒採用に重きを置いています

また、新卒で選考を受けた場合、第二新卒として再度選考を受けられない企業もあります。

上記のような第二新卒を採用していない企業に転職したい場合は、他の企業で経験を積んでから挑戦するようにしましょう。

20代のうちに確実に適職を見つけるならパーソナルファイル!

パーソナルファイルとは、キャリアパーソナリティ診断と最先端のAI技術を融合させた、20代の可能性を最大限引き出す次世代の就職支援サービスです。

全80タイプから自分にあう仕事や強み特性を知る事で、適職と出会う事ができます。

自分に合う仕事を見つける方法

【業界別】第二新卒の転職難易度

【業界別】第二新卒の転職難易度

第二新卒だと転職が難しい業界

第二新卒だと転職が難しい業界
  • 金融業界
  • インフラ業界
  • 商社
  • メーカー
  • コンサルティング業界

第二新卒だと転職が難しい業界には、「大企業で業績が安定している」「離職率が低い」「高年収」といような共通点があります。

上記のような業界の企業は、新卒だけで十分な人材が確保できるので、第二新卒採用を行う必要がないのです。

第二新卒が転職しやすい業界

第二新卒が転職しやすい業界
  • IT・WEB業界
  • 介護・福祉業界
  • 建設業界
  • 不動産業界
  • 販売・サービス業界

第二新卒だと転職が難しい業界には、「成長が著しい」「慢性的な人手不足」「規模が大きい」といような共通点があります。

上記のような業界の企業は、未経験者を採用してでも人員を確保したいと考えているので、研修や教育体制が整っている傾向にあります。

第二新卒の転職におすすめの転職エージェント

相性就職パーソナルファイル

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相性就職パーソナルファイルは、キャリアパーソナリティ診断と最先端のAI技術を融合させた、次世代の就職・転職支援サービスです。

独自のキャリアパーソナリティ診断によって、「どんな職種が向いているか」「どんな上司と相性がいいか」「どんな働き方が向いているか」など、仕事をする上での重要なポイントが分かります。

また経験豊富な適職カウンセラーが、キャリアパーソナリティ診断の分析結果と面談でのヒアリングをふまえて、未経験でもチャレンジできる求人を厳選してご紹介します。

マイナビエージェント

マイナビエージェント

マイナビエージェントは、各業界・職種に精通した専任のアドバイザーがサポートしてくれる転職エージェントです。

各業界の転職事情に精通しているので、マイナー業界への転職を検討している場合も安心して相談できます。

また、企業の人事担当者とやり取りするアドバイザーも在籍しているので、職場の雰囲気など、求人票には載っていないリアルな企業情報も得られます。

ハタラクティブ

ハタラクティブ

ハタラクティブは、就職成功率80.4%を誇る、フリーター・既卒・第二新卒など若年層向けの転職エージェントです。

「学歴・経歴に自信がない」「ずっとこのままでいいのか不安」「やりたいことがわからない」といった方でも気軽に相談できます。

また、未経験OKの求人は全体の約8割を占めているので、第二新卒で新しいことにチャレンジしたい方にもおすすめです。

第二新卒の転職に関するよくある質問

第二新卒の転職に最適な時期は?

第二新卒の転職に最適な時期は1月から3月です。多くの企業は、3月の決算期に合わせて求人を出し始めるためです。また、人事異動による欠員補充のための求人募集がかかりやすい7月から9月もおすすめです。

第二新卒でも大手企業に転職できる?

第二新卒でも大手企業に転職できます。第二新卒は大手企業に就職しにくいイメージがありますが、自身の強みを活かせばチャンスを掴めるでしょう。

新卒と第二新卒はどっちが有利?

新卒と第二新卒の難易度は同じです。ただし、新卒と第二新卒では評価基準が異なるので、それぞれのポイントを抑えておきましょう。

新卒時代に入りたかった企業に第二新卒でリベンジ転職できる?

新卒時代に入りたかった企業に第二新卒でリベンジ転職できます。ただし企業によっては、新卒で選考を受けた場合、第二新卒として再度選考を受けられないとしていることもあるので、応募前に確認しておきましょう。

完全未経験の職種に転職することはできる?

完全未経験の職種に転職することは可能です。

女性の第二新卒でも転職できる?

女性でも第二新卒で転職可能です。

なぜ「第二新卒はやめとけ」と言われるの?

第二新卒は、中途採用者よりスキル・経験が不足しており、転職活動において苦労することが目に見えているため、「やめとけ」という声が大きくなってしまうようです。

第二新卒が転職しやすい職種は?

第二新卒が転職しやすい職種は、「営業職」「介護職」「プログラマー」「販売職」などです。

第二新卒の転職の成功率は?

全国求人協会による調査では、70.7%の第二新卒が「転職に満足している」と回答しています。そのため、第二新卒の転職の成功率は高いといえます。

参照:若者にとって望ましい初期キャリアとは|全国求人協会

退職してから転職活動してもいい?

退職してから転職活動しても問題ありません。しかし経済的に困窮するリスクがあるので、注意が必要です。

まとめ

今回は、第二新卒の転職について徹底解説していきました。

第二新卒は、中途採用者よりスキルや経験が不足しており、転職活動において苦労することが目に見えているため、難しいという印象があるようです。

しかし第二新卒は、フレッシュさを持ちながら社会人としての最低限のビジネスマナーも身についているので、その点が企業に評価されていて、ポテンシャルで採用されやすいです。

理想の転職を実現するために、転職を成功させるポイントを抑えて転職活動を進めていきましょう。

20代のあなたにピッタリな仕事は適職診断で!

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この記事を監修した人

荻久保健一のアバター 荻久保健一 株式会社Wiz 取締役CHRO/株式会社Personal 代表取締役

IT系ベンチャー数社でマーケティングからWeb制作、子会社代表等幅広く経験。
その後人材系ベンチャーでCMOを経て、現在は年間数万人が応募するITの総合商社で取締役CHROをやりながら、株式会社Personal代表取締役として、すべての人に相性がいい適職を紹介する「相性就職パーソナルファイル」を運営しています。

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