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面接対策ガイド|よく聞かれる質問113選と回答例、事前準備、基本マナーまとめ

職務経歴書の書き方と選考通過のコツ

「転職の面接では、どのような質問をされる?」

「どんな服装で面接に行けばいい?」

転職時の面接は、どの企業でも決まった流れで行われ、質問の内容もおおよそ同じ傾向にあります。

しかし「具体的にどんな内容の質問をされる?」「好印象を与える答え方はある?」など、面接に不安を抱いている方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、転職の面接時に必ずおさえておきたい質問と回答例を紹介していきます!読んでおくと差が出る関連記事もまとめているのでぜひ参考にしてください。

こんにちは!
株式会社Wizで人事責任者をしている荻久保(@ogikubo)です。

今回は、面接の事前準備や、服装、持ち物、入退出方法などの基本マナーも紹介しているので、これから面接を控えている方に必見の内容です!

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目次

面接(選考)の流れ

STEP
書類選考

送付した履歴書や職務経歴書を基に書類選考が行われます。

企業側は「選考に参加して欲しい」と判断した応募者に合格連絡を行ないます。

書類選考を通過した人のみが、面接に進むことができます。

STEP
一次面接

書類選考に通過すると、一次面接に進みます。

人事担当者が面接官を務める場合が多く、志望動機や転職理由、自己PR、経験・スキルの確認などが聞かれます。

STEP
二次面接

一次面接に通過すると、二次面接に進みます。

実際に一緒に働くことになる上司や先輩が面接官を務める場合が多く、より詳細な経験・スキルや人間性、社員との相性などが確認されます。

STEP
最終面接

二次面接に通過すると、最終面接に進みます。

役員や社長が面接官を務める場合が多く、入社させるべきか否かの最終判断がなされます。

そのため、入念に準備を行い、入社への意気込みをしっかり伝えましょう。

STEP
内定

正式な内定は、企業から「採用通知書(内定通知書)」が送られてきて、応募者が「入社承諾書(内定承諾書)」を返送することで決定します。

選考のステップは企業によって異なりますが、中途採用の面接は2回程度行われるのが一般的です。

また中途採用では、社会人として培った経験・スキルや転職理由など、即戦力になるかどうかで内定を決めることが多いので、1回の面接で合否が決まることもあります。

そのため、短い時間で自分をアピールできるように、入念に準備を行うことが大切です。

面接開始までの流れを確認

面接開始までの流れを確認

面接の事前準備

自己分析をする

面接では、書類よりも深掘りをした質問をされるため、対応できるように自己分析をしておくことが重要です。

例えば、過去の経験をもとに、「なぜその行動を起こしたか」「どんな課題があったか」「その経験から何を得たか」などを聞かれます。

上記のような深掘りにも対応できるように、これまでの経験やスキルを振り返って、自分の価値観や強みを明らかにしましょう。

おすすめの自己分析方法
  • 過去の経験を棚卸しして「自分史」を作成する
  • 自分史に沿ってモチベーショングラフを作成する
  • モチベーショングラフが上下した理由や経緯、学んだことを深掘りする
  • 深掘りして出てくる「共通点」を見つけ言語化する
  • 仕事選びの軸・強み・弱みを考える

自分の強みややりたいことが分からない方は「キャリアパーソナリティ診断」がおすすめ!自分の性格傾向やモチベーションなどの診断結果から「適職」を発見できます。

業界・企業研究をする

面接では、なぜその業界・企業を志望するか理由を問われることが一般的です。

熱意と説得力のある志望動機を回答をするために、企業の基本情報・顧客情報・競合企業・強みなどを調べましょう。

最新の業界動向も調べれば、他社との差分がわかり、志望企業でなければならない理由を作りやすくなります

情報を調べる中で、自分の価値観や経験と重なる部分があればメモしておきましょう。

企業研究のやり方
  • 四季報を見る
  • 口コミサイトを見る
  • 企業の求人広告を見る
  • 新卒・転職フェアに行く
  • 企業のWebサイトを見る
  • ビジネス雑誌・書籍を読む
  • 新卒・中途向けの採用ページを見る
業界研究のやり方
  • 業界地図を見る
  • 業界に関する書籍やニュースをチェックする
  • 業界団体のホームページを見る
  • 世の中のトレンドなどに対してアンテナを高く持つ

質問の事前準備を徹底する

面接において強みを自分の言葉で伝えるために、あらかじめ想定質問への回答を用意し、何度も喋って練習することが大切です。

よく聞かれる質問だけでなく、答えづらい質問業界ごとの特徴的な質問も想定しておくことで、本番でも落ち着いて答えることができるでしょう。

特に、面接に苦手意識や不安を持っている人は、徹底して想定質問を考えておくのがおすすめです。

提出した書類を再確認する

面接では、提出書類と一貫性のある回答をするために、提出した書類を再確認しておきましょう。

よくある失敗として、自分をアピールしたい気持ちが先行し、提出書類に書いていない強みや志望動機を話してしまうケースがあるため、注意が必要です。

人物像をイメージしやすくするためにも、提出した書類を再確認し、書類をもとにした回答を用意しましょう。

面接は書類をもとにした深掘りの質問や付随した質問をされるケースが多いので、提出書類を確認して、より具体的な回答を準備しておくのがポイントです!

面接の心構え

面接にふさわしい服装と髪型に

初対面の印象を決めるのは服装です。

服装や髪型で面接官にマイナス印象を与えないために、ポイントをおさえておきましょう。

面接に必要な持ち物をチェック

面接対策はしっかりしていても、面接に必要な持ち物の準備は意外と忘れやすいです。

面接当日に忘れ物をしないために、事前に必要な持ち物を確認し、用意しておくことが大切です。

時間に余裕を持って到着

面接の到着時間は10分前がベストです

あまりにも早く到着すると、面接担当者の仕事を中断させてしまう可能性があるので、15分前ではやや早いでしょう。

反対に、5分前でもアクシデントに対応できない可能性があるので、10分前が適当だといえます。

面接での遅刻は厳禁。ただし、電車の遅延などやむを得ない事情の際は、間に合わないとわかった時点で必ず電話連絡を入れましょう。

訪問時の基本的なマナー

受付から好印象を残そう

面接では、受付や控室でも見られています。それぞれの場所で見られるポイントを知っておきましょう。

受付ではココがチェックされる!
  • ネクタイや髪の乱れ、靴の汚れなど、身だしなみは大丈夫か?
  • 約束の時間を守れているか?
  • 訪問の趣旨、担当者の名前がきちんと言えているか?
  • 近くにいる社員にはちゃんとあいさつをしたか?
  • 面接後、帰り際に会釈やあいさつがあったか?
控え室ではココがチェックされる!
  • 出入り口近くの下座に着席したか?
  • 鞄をテーブルの上に置いたりしていないか?
  • 携帯電話で話したり、ほかの面接者と騒いでいないか?
  • 携帯電話が鳴っていないか?
  • タバコを吸ったりしていないか?
  • 貧乏揺すりなどしていないか?

入室で差をつける

入室から本題に入り退室するまでの基本的な面接マナーの部分が、応募者の第一印象を左右します。

知らず知らずの振る舞いがマイナス印象を招いている可能性があるので、好印象を与えるポイントをおさえておきましょう。

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面接官に好印象を与える回答のポイント

面接官に好印象を与える回答のポイント

面接官の質問の意図を理解する

面接官は、質問を通して応募者の適性や考え方を見極めようとしています。的確な回答をするためにも、質問の意図を理解することが重要です。

例えば、「自己紹介をお願いします」のような基本的な質問でも、面接官は応募者の自己分析や重要視しているポイントを知りたいと考えています。

応募者は面接官の期待に添って自己アピールを行い、自身の強みを伝えることが大切です。

面接での質問には必ず意味があり、面接官が「なぜその質問をするのか」を考え回答することが大切です。

自分の言葉で話す

面接では、自分で考えた内容を話すようにしましょう。

現代では、面接の質問に対する回答例文をインターネットで検索すると、瞬時にたくさん出てきます。

面接官は選考のプロで、例文をそのまま丸暗記した回答だとすぐにバレてしまうので、手を抜かずに自分で回答を考えましょう。

結論ファーストで端的に伝える

「結論から伝える」これが面接の質問に対する受け答えの鉄則です。

回答の冒頭で結論を明確に述べ、その後に補足や具体例を加えることで、話の全体像を掴みやすくなります

質問に対する的確な回答がスムーズに伝わるので、面接官の興味を引くことができます。

結論ファーストのポイント

わかりやすく的確に答えるには、PREP法を用いるのがおすすめです。

PREP法とは、物事をわかりやすく伝えるためのテンプレートです。

PREP法を意識することで要点が短くまとまり、言いたいことが相手に伝わりやすくなります。

PREP法とは
PointReasonExamplePoint
結論理由事例結論

まず最初に結論を伝えてから、結論に至る理由を説明し、説得力を持たせる事例やエビデンス、データを提示したうえで、最後にもう一度結論を述べる構成です。

客観的事実や数値を用いる

回答に客観的な事実や数値を取り入れることで、説得力を高めることができます

例えば、「売上を伸ばしました」よりも「全体対比で売上を10%アップしました」のほうが説得力があります。

具体的な実績や成果を数字で示すと、自己主張が具体的かつ信頼性のあるものとなるので、面接官に好印象を与えられます。

客観的事実や数値を用いる例
  • 〇〇の資格を取得した
  • 全体対比で売上を10%アップした
  • 会員登録者数が200名を突破した
  • 客単価が15%アップした
  • 応募者3000人の中から10人の優秀賞に選ばれた

回答には一貫性を持たせる

自己紹介や経歴の説明など、回答がバラバラで一貫性がないと、面接官に混乱を与える可能性があります。

回答の流れを整理し、一貫性を持たせることで、自己アピールがより強調され、信頼性が向上します。

正しい姿勢や立ち振る舞い、しぐさを意識する

面接では言葉だけでなく、声や表情、姿勢、目線などの態度、しぐさ、立ち振る舞いも印象を左右します

無表情だと面接官に不機嫌な印象を与えてしまい、顔が下を向いていたり猫背になっていたりすると、自信のなさや不安さが伝わってしまいます。

自信に満ちたポジティブな姿勢を持ち、相手に好印象を与えるよう心がけましょう。

答えるときは「目を見てハキハキと」「焦らずゆっくりと」話すのがポイントです。

面接官の反応を意識する

面接では、面接官の反応を注意深く観察し、回答の方針を調整することが大切です。

例えば、これまでよりも強い相槌が返ってきたら、「興味がある」と捉えて丁寧に説明します。

反対に、面接官の反応が薄い場合はより具体的な情報を提供し、面接官の反応を観察することで、質問の意図や興味と回答がズレてしまうことを防げます。

疑問・質問はメモしておく

面接中に生じた疑問や質問をメモしておくことで、最後の逆質問の時間で焦らずに質問できます

面接中の内容を深堀る逆質問ができれば、自分の真剣な姿勢や企業への興味をアピールできるだけでなく、面接官とのコミュニケーションも円滑に進められるでしょう。

また、複数の企業の面接を受けている場合、面接で話した内容や疑問点などが入り混じることを防ぐためにも、メモをすることは重要です。

【面接シミュレーション】質問の流れ

STEP
自己紹介

自己紹介をお願いします。

本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございます。
〇〇(氏名)と申します。
私は〇〇大学を〇年に卒業後、広告代理店の株式会社〇〇にて、マーケティング職として新卒から5年間従事してまいりました。主にWebマーケティングを担当しており、徹底した競合調査やSNS活用を行った結果、新規顧客開拓プロジェクトで主婦層のユーザー数を20%アップさせることができました。
御社では、Web広告の効果を高めるための新プロジェクトが発足したばかりと伺い、私の経験が活かせると考え応募いたしました。本日はよろしくお願いいたします。

STEP
転職理由

なぜ転職しようと思いましたか?

5年間の広告代理店での経験から得たWebマーケティングのスキルを、新しいプロジェクトで活かしたいと思い、転職を決断しました。
御社で新しく始まったWeb広告プロジェクトに参加することで、新たなスキルや知識を習得し、成長の機会を得られると考えています。また個人のスキル向上とともに、御社にも新しいアイディアや経験を提供でき、評価やビジネスにも貢献していきたいと思っております。

STEP
志望動機

弊社を志望する理由はなんですか?

私が御社を志望する理由は、Web広告宣伝経験を活かし、貴社の商品を海外により浸透させたいからです。
前職退職後、中国語習得のため3か月間滞在した際に、現地で貴社の化粧品が広く浸透していることを実感しました。個人的にも化粧品の質の高さに魅力を感じ、長年愛用しております。
前職とは商材が異なりますが、国内シェア率を〇%アップさせた経験は、海外においても活かせると確信しております。御社におけるWeb広告宣伝にぜひとも貢献したいと考え志望しました。

STEP
自己PR(活かせる経験・実績・スキル)

自己PRをお願いします。

私の強みは、問題解決力と、常に変化するデジタル環境に対応できる柔軟性の高さです。
〇〇大学卒業後、Webマーケティングとして数々の成功を収めました。特に、競合調査やSNS活用を徹底的に行ったことで、新規顧客開拓プロジェクトで主婦層のユーザー数を20%アップさせることができました。
御社では最新のWeb広告プロジェクトが展開されており、私の経験とスキルを最大限に発揮できると確信しています。広告業界のダイナミズムに精通しており、新しいアイディアを生み出した経験もあることから、プロジェクトに新しい視点を提供できると自負しています。

STEP
逆質問(面接官への質問)

なにか質問はありますか?

市場が〇〇という方向に動いていますが、御社ではどのような対応をする方針ですか?

転職面接での質問は大きく分けて、「自己紹介」「転職理由」「志望動機」「自己PR」「逆質問」の5つがあります。

ここからはそれぞれの質問について詳しく掘り下げていきます。

転職活動の面接選考を突破するために、答え方のポイントを把握して、オリジナルの回答を作ってみてください。

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面接でよくある質問と回答例5選

面接でよくある質問と回答例5選

【自己紹介】面接序盤でよく聞かれる質問

面接官の意図

  • 応募者の人柄を知りたい
  • 簡潔に話すスキルがあるかを把握したい
  • コミュニケーション能力があるか知りたい
  • 話しやすい雰囲気作りをしたい

面接序盤でよく聞かれる自己紹介に関する質問は、応募者の第一印象が決まるので、ハキハキと明るく話すのがポイントです。

また面接官は、応募者の人柄や話す姿勢だけでなく、簡潔に伝えるスキルがあるかどうかも見ているので、冗長になるのは避けて、1分程度で話しましょう

面接の冒頭は緊張すると思いますが、なるべくリラックスして臨みましょう。

質問例

  • 自己紹介をしてください。
  • 経歴や実績を交えて自己紹介をお願いします。
  • これまでの職務経験・経歴をお聞かせください。
  • 前職(現在の職業)ではどのような実績をあげられていますか?
  • 志望動機とあわせて自己紹介をしてください。

回答例

マーケティング職の自己紹介例

本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございます。
〇〇(氏名)と申します。

私は〇〇大学を〇年に卒業後、広告代理店の株式会社〇〇にて、マーケティング職として新卒から5年間従事してまいりました。主にWebマーケティングを担当しており、徹底した競合調査やSNS活用を行った結果、新規顧客開拓プロジェクトで主婦層のユーザー数を20%アップさせることができました。

御社では、Web広告の効果を高めるための新プロジェクトが発足したばかりと伺い、私の経験が活かせると考え応募いたしました。本日はよろしくお願いいたします。

答える際のポイント

1~3分ほどでまとめる

緊張していると長々と話してしまいがちです。

そのため、経歴や実績を交えた簡単な自己紹介を数分で伝えられるように練習しておきましょう。

今までの経験やスキルを端的に伝える

自己紹介では、名前や前職だけでなく、応募した仕事に活かせる経験やスキルについても交えて話しましょう。

最初にアピールできる経験やスキルを伝えておくことで、後で詳しい話を膨らませやすくなります。

応募企業への意欲を一言付け加える

「自分のスキルが活きると思い応募しました」「〇〇の点が魅力的だったので応募しました」など、前向きな一言を伝えると良い雰囲気で面接を進められます。

自己紹介文の組み立て方
氏名と挨拶

面接機会が設けられたことへの感謝を伝える

簡単な経歴

卒業大学・学校名や入社年度なども入れると良い

現職について

社名・所属・職種など

アピールしたいことの要点

強み・スキル・今後の目標など

締めの言葉

入社への意欲

【転職理由】面接中盤でよく聞かれる質問

面接官の意図

  • 転職理由が自社で改善できるか確認する
  • 同じ理由でまた退職してしまう可能性はないか確認する
  • 自社との相性は良いかを把握する

面接中盤でよく聞かれる退職理由に関する質問は、前職と同じ理由で早期に退職しないか見極めるために行います

また面接中盤の質問では、退職理由をもとに「自社で活躍できそうか」「社風に合っているか」など、自社との相性も確かめます。

質問例

  • 転職理由は何ですか?
  • 転職を決めた一番の理由は何ですか?
  • どうして以前の会社を辞められたのですか?
  • 今回の転職を検討するに至った経緯を教えてください。
  • 今回の転職で叶えたいことは、どのようなことですか?
  • 不満を解消するために具体的な行動は起こされましたか?
  • 退職してから期間がありますが、この間は何をされていたのでしょうか?
  • 現在の仕事や会社に対する不満について教えてください。

回答例

営業事務の転職理由例

営業事務として、営業さんの書類作成や顧客連絡を担当しています。しかし、決まった範囲以上の仕事は求められない環境のため、新しい取り組みを提案しても耳を傾けてもらえません。自分の将来を考えたときに、裁量をもってスキルアップ・キャリアアップしたいと考え、転職を決意しました。

答える際のポイント

誠実に回答する

入社後のミスマッチや早期退職を防ぐために、転職理由で噓をつかないことが大切です。

前職になにかしらの不満があるから転職するということは面接官も理解しています。

第三者が聞いても納得するような転職理由であれば、正直に話してもよいでしょう。

結論を前向きに展開する

転職理由はポジティブな表現に言い換えることが大切です。

これは決して「噓をつく」ということではありません。

嘘をついてまで好印象を残す必要はなく、事実を伝えつつ前向きな転職理由に言い換えましょう。

「言わないこと」を決める

「絶対に言わないこと」を決めておくのも大切です。

転職理由を正直に話すあまり、前職の愚痴に聞こえてしまうケースがあるので、「不適切な部分は言わない」と決めておきましょう。

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【志望動機】面接中盤でよく聞かれる質問

面接官の意図

  • 応募の熱意はどのくらいか
  • 長く働いてくれそうか
  • 企業研究は十分にできているか

面接中盤でよく聞かれる志望動機に関する質問は、応募者の意欲や考え、自社とのマッチング度合いを確認するために行います。

応募者の回答から、独自に情報を得たていたり、IR情報から深堀りしていたりすることが分かれば、それだけ志望度が高いと判断できるからです。

質問例

  • 弊社への志望動機を教えてください。
  • なぜうちの会社を受けられたのですか?
  • 同業他社はほかにもありますが、なぜ弊社を志望するのでしょうか?
  • 転職先に求める一番の条件は何ですか?
  • この職種を希望する理由を教えてください。
  • この業界を希望する理由を教えてください。
  • 入社後、どのような業務に取り組みたいですか?
  • 現在の勤務先と、弊社の違いは何と考えますか?
  • 応募する会社はどのような基準で選んでいますか?

回答例

広告宣伝を志望する場合

私が貴社を志望する理由は、広告宣伝経験を活かし、貴社の商品を海外により浸透させたいからです。
前職退職後、中国語習得のため3か月間滞在した際に、現地で貴社の化粧品が広く浸透していることを実感しました。個人的にも化粧品の質の高さに魅力を感じ、長年愛用しております。

前職とは商材が異なりますが、国内シェア率を〇%アップさせた経験は、海外においても活かせると確信しております。貴社における広告宣伝にぜひとも貢献したいと考え志望しました。

答える際のポイント

応募先の会社であるべき理由を答える

志望企業でなければならない理由を明確にすることで、志望度や適合性の高さを示せます。

志望企業が競合他社と比べて魅力的な点や秀でている点を見つけて、自分のスキルや価値観がどう関係しているかを伝えましょう

企業研究を入念に行い、会社の強みはなにか考える

企業の特徴や強みを押さえて志望動機に盛り込むことで、企業に対する真剣さや理解度の高さを示せます。

新規事業や社員個人といった状況が変わりやすいものではなく、企業理念や社風といった「コアな部分」に焦点を当てましょう

コアな部分であれば、企業全体を理解していることや、事業体制が変わっても長く働く意欲があることをアピールできます。

自分が働く姿をイメージする

自分が働く姿がイメージできれば、具体的な志望動機や目標が明確になり、採用担当者にも熱意が伝わりやすくなります。

インターンやOB/OG訪問などで、従業員と直接接する機会をつくれば、自分が働く姿をより鮮明にイメージできるでしょう。

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【自己PR】面接中盤でよく聞かれる質問

面接官の意図

  • 自社で求められる成果を出して活躍できそうか
  • 自社の価値観とマッチしているのか

面接中盤でよく聞かれる自己PRに関する質問は、自社で求められる成果を出して活躍できそうかを確認する意図があります。

また、応募者の性格や人柄を見て、入社後どのようなポジションに適しているかも見ています

質問例

  • 今までのご経験を交えながら、自己PRをしてください。
  • あなたの業務上の強みを教えてください。
  • 今までのキャリアで印象に残っている仕事のエピソードを教えてください。
  • あなたが働くうえで大切にしていることは何ですか?
  • 仕事を行う際に工夫している点はありますか?
  • あなたはどのようなときに、仕事にやりがいを感じますか?
  • あなたの仕事観を教えてください。

回答例

アパレルでのアルバイト経験をもとにした自己PR

私の強みは、アパレル業界でのスタッフ経験を通じて培ったコミュニケーション力と柔軟性、お客様との信頼関係構築力です。忙しい環境での仕事においても高い責任感と協力心でチームを支え、ファッションのトレンドやスタイリングに対する洞察力を養いました。その結果、店舗の個人売上で1位を獲得できました。

これらのスキルと経験を活かし、新しい職場での貢献やチームプレイヤーとしての役割を果たすことに情熱を傾けています。

答える際のポイント

募集職種に適した経験や実績・スキルを選んで答える

自己PRでは、募集職種に役立てられるスキルや能力を持っていることをアピールしましょう。

面接官は、応募者が入社後に具体的にどのような活躍が見込めるかを知りたいため、募集職種と関係のない自己PRは避けましょう

目的達成のための行動を具体的に話す

目的達成のための行動を具体的に話すことで、目標達成志向の強さ・行動力・実行力をアピールできます。

どのような仕事にも必ず「目的」があるので、目的達成力は必ずアピールしましょう。

実績は具体的な数値で語る

「頑張りました」「成果をあげました」など、抽象的な表現だと自分を最大限にアピールできません。

「〇%売上をのばした」「チームで1位を獲った」など、定量的に示すと面接官にイメージしてもらいやすくなります

【逆質問】面接終盤でよく聞かれる質問

面接官の意図

  • 自社への入社意思は強いのか
  • 働いているイメージが本人の中にあるか
  • 「お互いのマッチ度を確認するために知りたいことはないか」を知るため

面接終盤でよく聞かれる逆質問は、自社への入社意思が強いかを確認する意図があります。

企業への興味・関心が高い応募者ほど事前に企業研究を行なっており、積極的に質問をする傾向にあります。

そのため、「質問がない」「ありきたりな質問」は避けましょう

質問例

  • 何か弊社に対して質問はありますか?
  • 最後に質問があればどうぞ。

回答例

  • 入社までに勉強しておくべきこと、身に付けておくべきスキルはありますか?
  • 競合であるA社との違い、御社の優位性について、どのようにお考えかをお聞かせいただけますでしょうか?
  • 部署間の連携が活発な風土であるとお聞きしましたが、具体的にはどのような形でコミュニケーションをとっていますでしょうか?
  • どのような方が中途採用で活躍されていますか?
  • 異業種からの転職で中途入社された方々は、どのような方法で専門知識をキャッチアップしているのでしょうか?
  • 一緒に働くメンバーにはどのようなキャリア、年齢の人が多いのでしょうか?
  • 今後、最も注力していく領域を差し支えなければ教えてください。
  • 市場が〇〇という方向に動いていますが、御社ではどのような対応をする方針ですか?
  • 面接官の方々の、仕事における失敗談を教えてください。

答える際のポイント

必ず何か質問する

逆質問の内容が選考結果を大きく左右することはありません。

しかし何も質問をしないと、「自社に興味がないのか?」「他の企業が第一志望そう」と思われてしまうので、必ず何か質問するようにしましょう。

待遇や福利厚生についてばかり質問しない

待遇や福利厚生についてばかり質問していると、仕事内容や会社よりも、条件面を重視する人だと誤解されてしまう可能性があります。

そのため、仕事内容や企業についての質問をメインにするようにしましょう。

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転職時の面接で他によく聞かれる質問108選

転職時の面接で他によく聞かれる質問108選

転職者のタイプ別の質問

20代や経験が浅い方への面接質問

  • 新卒時の就職活動では、希望通りの会社に入社しましたか?
  • あなたにとって「仕事」とは何ですか?
  • 仕事をするうえで大切にしていることはありますか?
  • 最近仕事以外で関心のあるニュースは?
  • 最近の関心ごとや、感銘を受けたことを教えてください。

30代半ば以降のキャリアアップ転職での面接質問

  • マネジメント経験はありますか?
  • 部下に接する時に心掛けていることはありますか?
  • 10年後に、この業界はどのようになっていると思いますか?

異業種や未経験業界に転職希望の方への面接質問

  • なぜこの業界を選んだのですか?
  • なぜ未経験の職種にチャレンジしようと思ったのでしょうか?
  • 今のあなたの課題は何ですか?
  • 仕事での誇れる実績や成功体験はありますか?
  • 仕事で大きな失敗をしたことはありますか?
  • これまでで、最も厳しかった仕事は何ですか?

キャリアチェンジ希望の方への面接質問

  • なぜ、経験のある〇〇職を続けようと思わなかったのですか?
  • この職種の仕事をして、あなたは将来どうなりたいのですか?
  • 希望していない部署への異動を命じられたらどうしますか?

仕事にブランクがある方、 正社員経験が少ない方への面接質問

  • ブランクがありますが、その理由を教えてください。
  • ブランクの間は何をしていましたか?
  • なぜ、アルバイト(派遣)雇用だったのですか?
  • 今後身に付けたいスキルは何かありますか?

転職回数が多い方への面接質問

  • かなり転職回数が多いようですが、それはなぜですか?
  • つまらない仕事をどのようにこなしますか?
  • 今の会社に入ってまだ日が浅いようですが、なぜ転職を考えられたのでしょうか?
  • 前回の転職理由をお聞かせください。
  • 社内での異動などは考えなかったのでしょうか?

中小企業やベンチャー企業への面接質問

  • 突然の残業や休日出勤は大丈夫ですか?
  • 弊社の知名度は決して高くないと思いますが、なぜ弊社を志望したのですか?
  • 弊社の企業ビジョンに共感できますか?
  • 業務内容は部署を越えたものになるかもしれませんが、それでも大丈夫ですか?

自分についての質問

長所・短所に関する面接質問

  • 長所と短所をそれぞれ教えてください。
  • 短所を補うために取り組んでいることはありますか?
  • あなたはどのような性格ですか?
  • あなたの特徴を教えてください。
  • あなたは職場でどのような人だと言われますか?

過去の成功・失敗体験に関する面接質問

  • 仕事上での成功談を教えてください。
  • 仕事上での失敗談を教えてください。
  • これまでの人生で、何かに向かって努力した経験を聞かせてください。
  • (上の質問の回答を受けて)そこから学んだものは何でしょうか?
  • これまでの人生において、もっとも大きな挫折の経験を教えてください。
  • 学生時代はどのようなことに打ち込まれていましたか?

資格・スキルに関する面接質問

  • 弊社で活かせるスキルにはどのようなものがありますか?
  • 弊社では〇〇のような能力が必要になりますが、いかがでしょうか?
  • この業界ではどのようなスキルが重要だとお考えですか?
  • マネジメントの経験はありますか?
  • 業務やプロジェクトのリーダー経験はありますか?
  • 語学力についてお聞かせください。
  • 普段からスキルアップのために行なっていることはありますか?

職務経歴に関する面接質問

  • これまでの業務における実績などお聞かせください。
  • 〇〇のご経験について、詳しくお聞かせください。
  • これまでの業務のなかでもっとも力を入れてきたことは何ですか?
  • 〇〇のスキルをお持ちとのことですが、実務でどのように使っていたかをお聞かせください。
  • 今までどのような商品を扱ってきましたか?

趣味・特技に関する質問

  • 休日はどのように過ごしていますか?
  • 趣味はありますか?

目標・キャリアプラン・キャリアビジョンに関する面接質問

  • 将来の夢や目標はありますか?
  • 弊社ではどのような業務を行いたいですか?
  • あなたのキャリアプランについて教えてください。
  • 5年後、10年後、どのようになっていたいですか?
  • 入社後のキャリアパスについて教えてください。
  • 今後チャレンジしたいことはありますか?
  • 現在のあなたの課題は何だと思いますか?
  • 新たに身に付けたいスキルはありますか?
  • 目標を達成するうえで一番大切にしていることは何ですか?
  • 目標達成において、困難なことの乗り越え方を教えてください。
  • 自身が成長するうえで、目標にする人物や人物像はありますか?

会社についての質問

会社の経営方針や事業に関する面接質問

  • 弊社のことはどこで知りましたか?
  • 弊社の理念やビジョンをどう思われますか?
  • 弊社の強みはどこだと思いますか?
  • 弊社の弱点はどこだと考えますか?
  • 弊社の魅力はどのような点にありますか?
  • 弊社の事業領域をご存じですか?
  • 我々の業界は今後どうなっていくと思われますか?

自社サービスに関する面接質問

  • 弊社の〇〇(サービスや商品)の改善点はどこにあると思いますか?
  • 弊社に対してどのようなイメージをお持ちですか?
  • 弊社の〇〇(サービスや商品)は利用したことありますか?
  • 弊社のテレビCMを観てどう思いましたか?

最終面接でよく聞かれる質問

雇用条件・勤務条件に関する面接質問

  • 残業が月平均〇時間、1日あたり〇時間ほどの残業がありますが大丈夫ですか?
  • 残業はどれくらいであれば許容できますか?
  • いつ頃、入社していただけそうですか?
  • 馴染みのない土地のようですが大丈夫ですか?
  • 最初に半年ほど現場での研修を受けてもらうことになりますが、問題ありませんか?
  • いずれは別の職種で働いてもらうかもしれませんが、大丈夫ですか?
  • 車通勤は問題ないですか?
  • 休日出勤の可能性もありますが、大丈夫ですか?
  • もし一緒に働けることになれば、どのくらいで入社できますか?

年収に関する面接質問

  • 給与の希望をお聞かせください。

役員面接でよく聞かれる質問

  • 5年後どのような仕事をしたいですか?
  • 同業他社ではなくどうして弊社なのですか?
  • この事業を将来どのように成長させていきたいですか?
  • どんな時に仕事のやりがいを感じますか?
  • 最後に何か伝えておきたいことはありますか?

あなたに関心あり? 内定を視野に入れた面接質問

  • 熱中している趣味はありますか?
  • 入社可能時期はいつですか?
  • 内定を出したらご入社いただけますか?

答えにくい面接質問

  • 男女にかかわりなく、かなりハードな仕事になりますが大丈夫ですか?
  • 将来的には転勤もありえますが大丈夫ですか?
  • 転職活動のご状況はいかがですか?
  • ほかに受けている企業はありますか?
  • 結婚後のキャリアは考えていますか?
  • 希望職種と異なる場合はどうしますか?
  • リストラされてしまった理由は何でしたか?
  • ほかの会社から内定を受けたとき、弊社と他社のどちらのオファーを辞退しますか?
  • あなたにとっての生きがいとは何でしょうか?
  • 今回の転職について、ご家族はどのようにお考えでしょうか?
  • 弊社で働くには難しい面があるように思いますが、どうお考えですか?

時事問題に関する面接質問

  • 気になる最近のニュースは何ですか?
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面接前に雑談(アイスブレイク)をする目的とよく聞かれる質問

面接前に雑談(アイスブレイク)をする目的とよく聞かれる質問

雑談は応募者の緊張を和らげるのが目的

企業は、応募者にリラックスして面接に臨んでほしいと考えているため、面接前に雑談(アイスブレイク)を設けるケースが多いです。

応募者のほとんどの人が緊張しており、中には萎縮しすぎてスムーズに受け答えできない人もいます。

応募者の性格や資質を見極め、自社に合う人材を採用するためにも、面接前に雑談(アイスブレイク)を設けて応募者が話しやすい環境を作っているのです。

雑談としてよく聞かれる質問

  • 今日はどうやってここまで来ましたか?
  • 最近は寒いですね。体調を崩していませんか?
  • 履歴書に映画が趣味と書いてありましたがどんなジャンルを観るのですか?
  • 最近晴れ続きですね。〇〇さんのお住まいの地域の天気はどうですか?
  • (Web面接で)接続状況はどうですか?
  • (Web面接で)オンライン面接の経験はありますか?

WEB面接の準備・対策

WEB面接の準備・対策

前日まで・当日の事前準備

【前日まで】Web面接対策のチェックリスト

通信環境の準備・テスト

通信機器の準備(デバイス・イヤホン・スタンド)

周辺環境を整える(音の遮断・背景の準備)

指定ツールの確認(ZoomやTeamsなど)

プロフィールやアカウント名の変更

【当日】Web面接対策のチェックリスト

身だしなみを整える

10分前待機・5分前入室

最初のあいさつと名乗りを欠かさない

カメラを見て話す

胸元までが映るように画面と距離を保つ

表情・話し方を大きくする

企業側が退室するまで待つ(促されたら先に退室)

WEB面接のよくある失敗

Web面接では、通信エラーや充電切れなどのトラブルが起こりやすいため、対策をしておくことが大切です。

トラブルへの対策や行動が不適切な場合、イメージをさらに悪化させてしまう可能性があります

事前に対策できることは徹底しつつ、不可抗力なトラブルは落ち着いて対応できるようにしておきましょう。

よくあるトラブルと対策
|通信エラーが起こる
  • 緊急連絡先を手元に控えておく
  • 不要なソフトやアプリは終了させておく
|応募書類の確認が必要
  • PDFや紙の応募書類を用紙しておく
|デバイスの充電切れ
  • デバイスの充電を満タンにしておく
|下半身が私服のまま
  • スーツ上下を用意しておく
|家族やペットが途中で入ってくる
  • 面接時間の前後を長めにとり、入らないよう伝えておく

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面接の質問に答えられないときの対処法

面接の質問に答えられないときの対処法

考える時間を貰う

面接の質問に答えられないとき、冷静な判断と適切な回答をするために、考える時間をもらいましょう。

焦りや緊張からくる混乱を避けるために、面接官に考える時間を頼むことは一般的であり、その時間を有効に使うことが重要です。

なお、考える時間が長過ぎると面接官に不自然に感じられる可能性があるため、長くても1分程度が適切です。

考える時間をもらう場合の伝え方
  • 考えを整理する時間をいただけますか?
  • 申し訳ございませんが、すぐに回答が出てこないため、少し考えさせていただきます。
  • 申し訳ございませんが、もう少し具体的にご教示いただけますと幸いです。

完璧でなくても答えられる範囲で答える

面接では、質問に対して完璧な回答を求めることはありません。

自分の経験や考えを完璧に整理し、面接対策を行ってきたにもかかわらず、本番で言葉が出てこない場合は、答えられる範囲で率直な意見や考えを述べましょう

完璧さを求めすぎず、自分の持つ知識や経験を踏まえ、柔軟に対応する姿勢が、面接官に自信と誠実さを伝える手助けとなります。

重要なキーワードやポイントをおさえて、主旨を明確に伝えることで、質問に適切に対応できます。

素直にわからないと伝える

面接の質問に答えられないとき、嘘をついてしまうと信頼性を損なう可能性があるため、隠さずに「わからない」と伝えることも一つの手段です。

ただし、素直に「わからない」と伝えるだけでなく、その後に「今後はアンテナを高く持ち業界知識の収集に努めます。」といった前向きな姿勢を示すことが重要です。

前向きな姿勢を示すことで、自分の成長意欲をアピールでき、不完全な答えでもポジティブに捉えてもらえる可能性があります。

面接対策に関するよくある質問

1次面接に社長がいたらどうすればいい?パニックになりそう…

常に「最終面接」のつもりで臨むのがポイントです。

社長や取締役、本部長など、採用に強い権限を持った人が面接官の場合、気に入られれば即座に採用につながる可能性があるため、「ラッキー」と思うようにしましょう。

面接官が質問をする目的は?

面接官が質問をする目的に以下が挙げられます。

  • 学生の経験やスキルを知りたい
  • 自社の社風や求める人物像とマッチするか確認したい
  • 自社で長く働いてくれるか判断したい
  • 学生の志望度や熱意を知りたい
緊張しやすくうまく話せる自信がない。対策はある?

緊張している場合、「これが等身大の自分だから、それを見てもらおう」という意識で臨むと気が楽になります。

答えようと思っていた内容が飛んでしまった…どうすればいい?

内容が飛んでしまった場合、「申し訳ございませんが、考えを整理する時間をいただけますでしょうか?」と伝え、その間に心を落ち着かせて答えをまとめるのがおすすめです。

オンライン面接でカンペを用意するとバレる?

面接官は様々な応募者を見てきている採用のプロなので、オンライン面接でカンペを見るとバレるでしょう。

カンペを見ながら話すと棒読みになりやすく、面接官にマイナスな印象を与えるので、避けるべきです。

面接官の印象に残るためにはどうすればいい?

印象に残るためには、面接官が「後からあなたのことを思い出せる」ような話し方をすることが重要です。

具体的には、「明るい表情でハキハキと受け答えをする」「身振り手振りをつけて話す」「アイスブレイクで変わった趣味や特技を話す」などの方法がおすすめです。

質問の回答で失敗すると面接は落ちる?

質問にうまく答えられなかったからといって、面接に落ちることはありません。

応募者の経験や意欲、人柄など、面接全体を通して採用するか否かを決めるので、回答で失敗しても採用になる可能性は十分にあります。

面接対策まとめ

今回は、よく聞かれる質問と回答例、事前準備、基本マナーなど、転職の面接時に必ずおさえておきたいポイントを紹介しました!

面接での質問はどの企業でもおおよそ同じ内容で、決まった流れです。

そのため、あらかじめ面接でよく聞かれる質問の回答を用意しておくことで、本番で焦らずに答えることができるでしょう。

内定を勝ち取るために、回答の事前準備はもちろん、好印象を与える服装や入退出のマナーもおさえて、面接本番に臨みましょう!

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この記事を監修した人

荻久保健一のアバター 荻久保健一 株式会社Wiz 取締役CHRO/株式会社Personal 代表取締役

IT系ベンチャー数社でマーケティングからWeb制作、子会社代表等幅広く経験。
その後人材系ベンチャーでCMOを経て、現在は年間数万人が応募するITの総合商社で取締役CHROをやりながら、株式会社Personal代表取締役として、すべての人に相性がいい適職を紹介する「相性就職パーソナルファイル」を運営しています。

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