面接で何を聞かれるだろうか?
面接が怖い・・・
こんにちは!
株式会社Wizで人事責任者をしている荻久保(@ogikubo)です。
フリーターの就職活動・転職活動で、避けて通れないのが面接です
「面接でどんなことを聞かれるの?」「失敗したらどうしよう」と緊張する方が多いでしょうが、フリーターによく聞かれる質問があります。
質問の意図を理解して、あらかじめどのように答えるか考えておくと、落ち着いて面接に臨めるでしょう。
本記事では、フリーターが正社員の面接でよく聞かれることや、逆質問のコツなどを解説します。正社員として就職を希望するフリーターは、ぜひ参考にしてください。
- 明確な理由がある場合は、正直に話して正社員になりたいと思った経緯を伝える
- 明確な理由がなくても嘘はつかず、これからは頑張りたいという意欲を伝える
- 適切な質問ができるようにしっかり企業研究して3つ程度考えておく
- 調べたら簡単にわかることや待遇面の質問は避ける
- 答えにくい質問でも嘘は避けて正直に話す
- ポジティブな言い方で話すのがポイント
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フリーターが正社員面接でよく聞かれること5選
フリーターは正社員面接でよく聞かれる質問があります。
なかには正直に答えてよいのか迷う質問もあるでしょう。
質問の意図や答え方を把握して、あらかじめ回答を準備しておくと、当日は落ち着いて面接に臨めるでしょう。
それでは早速、フリーターが面接で良く聞かれる質問と回答例を5つ紹介します。
フリーターが正社員面接でよく聞かれること①
どうしてフリーターをしていたのですか?
フリーターが正社員を目指す場合「なぜフリーターをしていたのですか?」という質問は必ずといっていいほど聞かれます。
この質問の意図は「正社員として採用した場合に長期間働いてくれるか」「責任感を持って働いてくれるか」などを知るためです。
フリーターをしている理由がはっきりしている人は、正直に話したうえで正社員を目指そうと思ったきっかけも伝えましょう。
主な回答例をご紹介します。
回答例①
「高校時代からバンドを組んでおり、卒業後はプロのミュージシャンを目指しながらアルバイトをしていました。しかし、なかなか芽が出ず、悩んでいたときに始めた飲食店の接客の仕事にやりがいを感じるようになりました。今後は正社員として仕事に集中したいと思っています。音楽は趣味として続けて行こうと思っています。」
夢を叶えるためにアルバイトをしていたことを面接官も理解してくれるでしょうが「夢を捨てきれずに、すぐに辞めてしまわれては困る」と思われる可能性もあります。今後は就職して、熱意を持って仕事に取り組む決意をアピールしましょう。
何となくフリーターをしている人にとっては答えにくい質問ですが、嘘をつくと不信感を持たれるため、正直に答えることが大切です。
ただし、正直に答えるといっても面接にふさわしい答え方があります。
そのまま答えると仕事への責任感があるのか不安に思われてしまうため、ポジティブな言い回しで伝えましょう。
回答例②
「将来やりたいことが見つからず、正社員にならずにさまざまなアルバイトを経験していました。その中で接客の仕事にやりがいを感じたため、正社員として責任のある仕事に挑戦したいと思いました。」
何となくフリーターになってしまったことを正直に伝えたうえで、今後は就職してまじめに働きたいと思っていることを伝えましょう。
フリーターが正社員面接でよく聞かれること②
なぜ就職しようと思ったのですか?
就職しようと思った理由も高確率で質問されます。
採用担当者は働く意欲を見極めようとしているため、正社員を目指そうと思った理由を具体的に答えましょう。
ただし「今より高い収入がほしいから」などのように待遇面を理由にすると仕事への熱意が伝わりません。
「親に就職しろと言われたから」なども自分の意思が感じられず、就職への本気度が伝わらないため避けておきましょう。
なぜ就職しようと思ったのか聞かれたときの例文をご紹介します。
回答例①
「私はアパレルショップで2年間、接客の仕事をしています。正社員の方の仕事を見ているうちに、もっと責任のある仕事をしたいと思うようになりました。将来は店舗運営にも携わりたいため、正社員を目指しています。」
回答例②
「アルバイト先ではバイトリーダーとして、他のアルバイトのマネジメントを任されています。これからは正社員になってさらに責任感のある仕事に挑戦し、自分も成長したいと考えています。」
例文のように、仕事への熱意が感じられる回答を考えておきましょう。
フリーターが正社員面接でよく聞かれること③
フリーター期間中にどんな仕事をしていましたか?
これまでにどんなアルバイトを経験したか質問されることがあります。
この質問の意図は、アルバイトでどのような仕事を経験して何を学んだか、アルバイト経験で自社の業務に必要なスキルを身につけているかなどを知ることです。
そのため、職種を伝えるだけでなく、身につけたスキルについても話しましょう。
アルバイトで簡単な仕事しか経験していないとしても、その仕事で身についた強みがあるはずです。
アルバイト経験で、応募先企業の業務に必要なスキルや強みが身についていれば、積極的にアピールしましょう。
回答例
「コンビニのアルバイトで、主にレジ業務や発注業務、商品補充などを担当しています。幅広い客層に対応する中で、コミュニケーション能力や積極性を身につけられたと思っています。」
フリーターが正社員面接でよく聞かれること④
弊社に応募した理由は何ですか?
志望動機を確認するために、なぜ自社に応募したのか理由を聞かれます。
この質問は、きちんと企業研究を行って応募しているか、入社意欲があるかを確認する意図があります。
そのため、なぜこの会社に入社したいと思ったのか、理由をはっきり伝えられるようにしておきましょう。
どの会社にも当てはまるような理由はNGです。
ホームページで企業理念や業務内容を確認し、実際に店舗を訪れたりサービスを利用したりすると応募先企業についての理解が深まります。
企業の特徴と自分のスキルや強みがマッチしていることをアピールするのもよいでしょう。
回答例
「私は御社のサービスを利用させていただいています。スタッフの方たちの親切な接客が印象的で、一緒に働けたら私自身も成長できると思い、応募させていただきました。
フリーターが正社員面接でよく聞かれること⑤
アルバイト以外に何かしていることはありますか?
この質問によって応募者の人柄や性格を知るとともに、ストレス耐性やコミュニケーション能力などが評価されます。
打ち込んでいる趣味やスポーツ、勉強していることなどがあれば答えましょう。
ただし、休みの日はダラダラ過ごしていると思われるようなことは言わない方がよいでしょう。
できるだけ活動的で健康的な趣味を伝えると好印象を持たれます。
また、趣味がないとしても「何もしていません」と答えるのも避けましょう。
行動力に欠ける印象を与えるため、入社しても積極的に仕事に取り組まないのではないかと思われてしまいます。
加えて、コミュニケーション力が足りないと思われてしまうかもしれません。
質問されたときに備えて考えておきましょう。
回答例
「体を動かすことが好きなので、休日は高校の友人と一緒にスポーツして汗を流すことが多いです。運動不足を解消して、ストレス発散にもなります。」
近年はプライベートに関する質問を控える傾向ですが、質問されたときにスムーズに答えられるよう準備しておきましょう。
逆質問をするときのポイント
就職の面接では「何か質問はありますか?」と逆質問の時間が設けられることがよくあります。逆質問は応募者の意欲やコミュニケーションスキルなどを確認することも目的なので「特にありません」と答えては、仕事への熱意が感じられないと思われてしまうでしょう。
企業のホームページなどを見て、質問をいくつか考えておきましょう。
それでは、逆質問をするときのポイントを解説します。
仕事への意欲が感じられる逆質問をする
逆質問では、志望度の高さや熱意、コミュニケーション能力、職種へのマッチ度などが評価されます。
面接の状況に合わせて質問できるように、複数の質問を用意しておきましょう。
主な逆質問を挙げるので、参考にしてください。
逆質問例
入社までに身につけておくとよい知識やスキルはありますか?
自分の強みは◯◯ですが、御社の仕事で活かすことは可能でしょうか?
御社で活躍している社員の方の共通点を教えてください。
避けた方がよい逆質問
逆質問の内容によっては、面接官に悪い印象を与えてしまうこともあるため注意が必要です。
次のような質問は避けましょう。
- 調べたら簡単にわかる内容
- 給与などの待遇面
たとえば応募企業が取り扱う商品については、企業研究をすれば理解できます。
調べたら簡単にわかる内容を質問すれば「企業研究していないのでは?」「志望度が低いのでは?」と思われてしまいます。
的確な質問ができるように、しっかり企業研究をおこなったうえで質問を考えておきましょう。
また、給与や福利厚生などの待遇面や残業の有無などが気になるのは当然ですが、面接で自分から切り出すと「仕事内容より待遇面ばかり気になるのか」と思われてしまいます。
待遇面の確認は、内定をもらってからがよいでしょう。
転職エージェントを利用する場合は、エージェントを通して確認することをおすすめします。
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フリーターが面接を受けるときのポイント
フリーターが面接を受けるときのポイントを4つ挙げます。面接を受ける前に確認しておきましょう。
1. 嘘をつかない
フリーターは面接で必ずといっていいほど「なぜフリーターになったのですか?」と質問されます。
明確な理由があればいいのですが、特に理由がない場合は何て答えたらいいか悩んでしまうでしょう。
面接官に少しでも良い印象を与えるため、嘘をつきたくなる人もいるでしょうが、嘘は見抜かれてしまいます。
面接では他にも厳しい質問をされることがありますが、取り繕うとせずに正直に答えることが大切です。
そのうえで、今後はどうしたいと考えているか話すようにしましょう。
2. ポジティブな言葉で話す
面接では嘘をつかないことが重要ですが、何でも正直に話せばよいというわけでもありません。
「就職したいと思わなかった」と答えるより「いろいろな仕事を経験して自分に合う仕事を見つけたかった」と答える方が印象が良くなります。
もちろん嘘はいけませんが、ポジティブな言葉に変換して答えることが大切です。
自分が「これまでなぜフリーターをしていたのか」「なぜ就職したいと思ったのか」をよく考えて、前向きな言葉で答えられるようにしておきましょう。
3. 意欲をアピールする
企業がフリーターを採用する際は、意欲が重視されます。
面接の時点で仕事への意欲が感じられなければ、すぐに辞めてしまうのではないかという不安を払拭できないからです。
自分の強みやアルバイトで培った経験をどのように活かして貢献できるかアピールしましょう。
4. 正しい敬語を身につける
転職の面接では、正しい敬語を使えるように準備しておきましょう。
アルバイトでも敬語は必要ですが、ファミレスやコンビニなどで使われる「バイト敬語」が身についてしまっている可能性があります。
たとえば「よろしいでしょうか?」を「よろしかったでしょうか?」、「〜です」を「〜になります」などがバイト敬語と呼ばれています。
面接でバイト敬語を使ってしまうと、社会人にふさわしいマナーが身についていないと判断されるため、正しい敬語を身につけておきましょう。
フリーターの面接で聞かれることに関するよくある質問
フリーターは面接で何を聞かれますか?
フリーターは面接で「なぜフリーターをしているのですか?」「なぜ就職したいと思ったのですか?」などを質問されます。
正直に答えたらいいのですが、面接に適した言い方があります。
よく聞かれる質問については、どのように答えるか準備しておきましょう。
面接が不安なのですが、どのような対策をすればいいですか?
面接が不安になる主な理由は、何を聞かれるかわからないからではないでしょうか。
フリーターの面接では、よく聞かれる質問があります。
よく聞かれる質問への回答を用意しておけば、その場で咄嗟に考えるよりもスムーズに答えられます。
この記事でご紹介したフリーターの面接でよく聞かれることと回答例を参考に、具体的なエピソードを交えた回答を考えておきましょう。
また、面接の経験が少ない人は緊張して不安になるため、友人に面接官役をお願いした模擬面接で練習しておくのもおすすめです。
フリーターをしていた理由は正直に答えていいのでしょうか?
「夢を追いかけるため」「資格取得の勉強をするため」など、ハッキリと理由がある人は正直に答えましょう。
卒業後に就職せず、何となくフリーターを続けていた人は理由を答えるのが難しいかもしれませんが、嘘をつくとその後の質問とつじつまが合わなくなり、嘘とバレてしまいます。
たとえ答えにくい質問をされたとしても、良い印象を与えようとして嘘をつくのはよくありません。
言い方をポジティブに変換したり、今後は正社員としてしっかり働きたいことを伝えましょう。
フリーターは面接にどのような服装で行けばいいですか?
面接での服装について指定されていない場合はスーツを選びます。
フリーターは学生ではないため、基本的にはリクルートスーツを避け、紺やグレーのビジネススーツを着用しましょう。
フリーターでも面接で履歴書、職務経歴書は必要ですか?
フリーターも履歴書、職務経歴書は提出しましょう。
フリーターから正社員に応募する時の履歴書、職務経歴書、自己PRの書き方のコツはこちらを参考ください!
フリーターが面接で聞かれることのまとめ
今回はフリーターが面接で聞かれることについてまとめてみました。
フリーターの正社員面接で聞かれることはほとんど決まっています。
よく聞かれる質問への回答を準備しておくと、当日は落ち着いて答えられるでしょう。
聞かれたことには正直に答えることが大事ですが、質問の意図を考えて、適切な言い回しを考えておくことが大切です。
自己分析と企業研究に取り組んで、応募企業に熱意が伝わる回答を準備しておきましょう。
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