「フリーターでも正社員へ転職できる?」
「フリーターから正社員になる方法は?」
正社員になるには豊富な経験やスキルがないと難しいのでは、となかなか就活に踏み出せない方も多いのではないでしょうか。
本記事では、フリーターから正社員になる具体的な方法や流れ、おすすめの職種を解説いたします。

こんにちは!
株式会社Wizで人事責任者をしている荻久保(@ogikubo)です。
フリーターから正社員への転職は難易度が高いですが、目指しやすい職種や就活のポイントを知っておくことで、転職成功に近づけますよ。
就職が初めての方や就活に少しでも不安のある方は、ぜひ参考にしてみてください。
フリーターから正社員になれる?


フリーターから正社員になることは可能
フリーターから正社員への転職は難易度が高い傾向にありますが、不可能ではありません。
転職難易度は職歴や年齢などによって異なり、例えば30代のフリーターの場合、選考で重視される経歴やスキルがないと応募企業の選択肢が狭まるほか、正社員としての就職が難しくなるケースもあります。
とはいえ、応募企業と関連性の高い経験や資格取得などをしてやる気をアピールできれば、企業側に好印象を与えられるため正社員就職の可能性が高まるでしょう。
フリーターの転職が不利になりやすい理由
新卒一括採用が主流
日本の企業は新卒一括採用が主流で、吸収力とポテンシャルの見込みがある新卒を優遇しやすいです。
転職者を歓迎する企業でも正社員経験がある人を優遇する傾向にあるため、正社員経験のないフリーターは特に正社員での就職が難しくなるでしょう。
ただし、企業分析や自己分析をして自分の言葉で明確に志望動機を伝えたり、仕事に活かせる資格を取得したりして「やる気」をアピールできれば、正社員就職の可能性が高まります。
新卒一括採用とは?
毎年決まった期間に、在学中の新卒学生を対象に採用選考を行い、卒業後にすぐ入社する仕組み
フリーター期間が長いほど意欲がなくなる
フリーターの期間が長いほど、年齢の上昇や就職意欲の低下から就職活動が不利になる可能性が高いです。
独立行政法人の調査によると、フリーター期間1年と4年を境にして、正社員になれる割合が低下していくことが分かっています。
企業側は応募者の年齢が若いほどポテンシャルを感じるという面もありますので、フリーター歴が短いうちに転職するのがおすすめです。
参考:大都市の若者の就業行動と意識の変容(労働政策研究・研究機構)


相談できる人が少ないケースが多い
フリーターは、正社員になるための相談やアドバイスができる人が周囲に少ない傾向にあるため、情報や客観的意見を集めにくいという面で不利になりやすいでしょう。
一方、新卒の就職活動では相談会や就職ガイダンスなど手厚い支援があり、周囲の新卒との情報交換や人脈づくりもできます。
フリーターの就職活動は仕事と並行して「自力」で進める必要がありますが、フリーター向けの転職エージェントを活用すれば相談だけでなく、就職に必要なサポートもしてくれるのでおすすめです。



転職エージェントは自分に合わない企業を紹介されそうで不安です。どのように活用すればいいでしょうか?



相性転職では適職診断の結果を基にして、相性の良い職種や企業を紹介するため、自分に合った仕事を見つけることができます。
また、紹介されても興味のある企業のみに応募するなど、「必要性に応じてエージェントを利用する」と上手に活用できるでしょう。
相性転職とは、パーソナル適職診断と最先端のAI技術を融合させた、次世代の就職支援サービスです。
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フリーター転職を成功させるカギ
行動量を増やし、将来の選択肢を広げる
フリーター転職を成功させるには、多くの企業に挑戦し、将来の選択肢を広げることが大切です。
不採用を受けても、面接の経験を通じて気づいたことや得られたものを次に活かせれば、着実に成功に近づけます。
とはいえ、就職活動が長引くほど就職が難しくなるため、自分と相性の良い仕事を見極めて効率的に行動しましょう。



面接を受けても不採用だったり、思ったのと違かったりしてなかなか決まりません…。どうしたらいいでしょうか?



なかなか決まらないと落ち込んでしまいますよね。
自分に最適な職種や企業を見つけるなら、無料の適職診断を受けてみるのがおすすめです。
適職カウンセラーが書類添削や面接対策もしてくれるので活用してみましょう。
企業側の不安を解消するアピールをする
フリーターが就職する際、正社員経験者と比べて企業が懸念するのは定着性と活躍可能性です。
フリーターでいる理由が「なんとなく」であったり、応募企業に必要なスキルや経験が不足していると、正社員採用につながりにくくなります。
そのためフリーターの理由や経験から学んだことを説明できたり、アルバイト経験の強みをアピールしたりして、企業側の不安を解消しましょう。
フリーターから正社員になるメリット


雇用や給与が安定している
正社員は一度採用されれば解雇の可能性は低く、基本給という毎月一定額の給与がもらえます。
一方、フリーターは企業や自分自身の状況により突然解雇されるケースがあるほか、給与は労働分のみのため、雇用や給与が不安定になりやすいです。
雇用も給与も安定している正社員であれば、長期的な視野で人生の選択ができたり、結婚や住宅購入などのライフイベントに向けて計画的に動けたりするため、自分にとってより充実した人生を送れるでしょう。
昇給・ボーナスがある
正社員は基本給に加え、昇給やボーナスなどがあるため、フリーターより給与が高くなりやすいです。
厚生労働省の調査によると、25〜29歳の平均賃金は正社員が約26万円、非正規社員が約21万円と差があり、年齢にともない給与の差も大きくなることも分かっています。
さらに正社員では、年齢や能力によって基本給が高くなるほどボーナスも高くなるケースが多いため、長期的に見ても正社員のほうが高収入になりやすいといえるでしょう。
福利厚生が充実している
正社員はフリーターに比べて多くの福利厚生を受けられる点もポイントです。
福利厚生は従業員の満足度を上げて、長く働いてもらうことを目的としており、企業によって福利厚生の種類は異なります。
また、フリーターでも福利厚生を受けられる企業はありますが、福利厚生が限られているため正社員と同じ労働環境や待遇が用意されているケースは少ないでしょう。
- 住宅・家族手当
- 会社提供の施設利用(ジムや宿泊所など)
- 結婚・出産祝い金
- 健康診断
- 託児所の設置
- 出産・育児休暇
- 資格取得の支援
- 財形貯蓄制度
社会的信用度を上げられる
雇用と給与が安定しており、長期間継続して働ける正社員はフリーターより社会的信用を得やすいです。
一方、フリーターは正規雇用でない点で社会的信用度が低いとみなされ、金融機関や不動産、クレジットカードの審査に通りづらくなることがあります。
フリーターから正社員になることで社会的信用度が上がり、お金に関する審査もスムーズに進められるようになるでしょう。
仕事を通じて成長できる
正社員は業務の幅が広いため、基本的なビジネススキルだけでなく専門的な知識やスキルも身に付き、自己成長につながります。
一方フリーターの仕事は同じ作業の繰り返しが多いことから、成長の伸びしろには限界があるでしょう。
仕事を通じて自己成長していくことで社内価値や市場価値が高まるため、将来的に転職を考えた際に望んだ企業に就きやすいのも正社員のポイントです。
フリーターから正社員になるデメリット


仕事の責任が増える
正社員になると営業ノルマが課されたり、大きなプロジェクトを任されたりと仕事の責任が重くなります。
一方フリーターは、最終責任を持つ正社員からの指示を受けて行動するため、責任がない分精神的ゆとりをもちやすいです。
正社員はトラブルや失敗の対処が必要で精神的な余裕がなくなりやすいですが、上司に相談して仕事の負荷を軽くできるケースもあるため、1人で抱え込む必要はありません。
転勤や異動の可能性がある
正社員は働く場所や部署を自由に選べず、会社の命令で転勤や異動をする可能性もあります。
転勤や異動を受け入れたくない場合、理由に正当性があれば拒否できるケースもありますが、基本的には拒否できないため注意が必要です。
転勤や異動を避けるには、地域・勤務地限定や職種固定の求人を選ぶようにしましょう。
働き方が固定されている場合が多い
正社員は勤務時間や出勤日の拘束があるため、本業以外にやりたいことや優先したいことがあると、フリーターより不自由に感じるケースがあります。
フリーターであれば、複数の仕事をかけもちして幅広い経験や収入の調整ができたり、シフトを調整して子育てや勉強の時間を優先できたりと自由な働き方が可能です。
ただし正社員でも副業をすることで、本業以外の挑戦や収入アップが期待できるので、副業が許可されている会社を選ぶようにすると良いでしょう。
フリーターから正社員になる方法


転職エージェントに相談する
1人で就活をすると情報不足や考えの偏りで、自分に合わない企業に就きかねないため、転職エージェントに相談するのがおすすめです。
転職エージェントは自分の特性に合った職種や企業を分析するだけでなく、内定獲得までサポートしてくれるので、最適かつスムーズな就活ができます。
フリーターから正社員へ転職するのに少しでも不安のある方は、まずは適職診断を受けてどんな仕事が自分に合っているか確認してみましょう。


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求人サイトで応募する
求人サイトでは多くの求人が掲載されているため、「自分で企業を探したい」「選択肢を広げて仕事を探したい」というフリーターの方におすすめです。
理想の企業を見つけるには、希望の職種や勤務地で絞ったり、「正社員・未経験者歓迎」「既卒」などフリーターが目指しやすい項目で絞ったりすると良いでしょう。
ハローワークを活用する
ハローワークは地元企業の求人など求人サイトにはない情報が多くあるため、ハローワークで正社員募集の企業を探すのも有効な方法です。
求人紹介だけでなく、転職に必要な実習や研修も受けられるため活用してみましょう。
ただし、公的機関であるハローワークは紹介する求人を選べず、労働環境の悪い企業を紹介される恐れがあるため、企業の口コミなどを自分で確認することが必要になります。



アルバイトが忙しくてハローワークに行く時間がありません。どうしたらいいでしょうか?



ハローワークに行くのが難しい場合は、ハローワークインターネットサービスを利用して企業を探してみましょう。
正社員登用制度を利用する
現在フリーターとして働いている職場で正社員になりたい場合は、正社員登用制度が設けられている場合は利用するのがおすすめです。
ただし、正社員登用制度には条件があり、必ずしも正社員になれる保証はありません。
- 一定期間勤続している
- 勤務態度や業績が良好
- 上司の推薦を受ける
- 登用試験に合格する
また、正社員登用制度の条件は企業によって異なるため、社員に聞くなどして事前に確認しておきましょう。



フリーターでも実力を評価されれば、会社から「正社員にならないか」と提案されるケースもあります。
フリーターから正社員になるための準備


自己分析
フリーターの自己分析ではやりたいことだけでなく、自分の経験やスキルを明確にする必要があります。
正社員経験が不足しているフリーターに対して、企業は「本当に仕事ができるのか」と懸念する傾向にあるためです。
「アルバイトでは△△の仕事を担当し、~~や~~ができます」とアルバイトを通して得た経験やスキルをアピールして企業の懸念を解消しましょう。



自己分析に自信がありません…。



自己分析に不安のある方は、自分の特性がわかる適職診断を受けてみるのがおすすめですよ。無料で10~20分以内に診断を終えることができます。
履歴書や職務経歴書の作成
履歴書の作成
履歴書では学歴や経歴、志望動機、自己PRを書く必要があります。
事実と異なる内容は書かない、丁寧な字で書くなどに注意して記載しましょう。
特に自己PR欄では内容次第で自分の見え方が大きく変わるため、具体的なエピソードを交えながら積極的に仕事に取り組む姿勢をアピールすることが大切です。
職務経歴書の作成
職務経歴書では、アルバイトの内容や経歴、資格・スキル、自己PRを具体的に書く必要があります。
アルバイト経験を通して得た学びやスキルは何か・今後どう活かすかを記載すると、伸びしろを感じさせるのに有効です。
また資格・スキル欄では、応募職種と関連性の高い資格・スキルが評価されやすいため、優先的に記載しましょう。



作成した書類はしっかりと読み直し、分かりにくい文章や誤字脱字がないか確認しましょう。



読み直しましたが、選考に通れるのか不安です…。



職務経歴書は自分を採用するメリットに紐づけて、経験を記載することが大切です。自信がない場合や、なかなか書類選考に通らない場合は、適職カウンセラーに相談してみましょう!
身だしなみや持ち物の準備
フリーターの面接はビジネススーツで臨むのが基本なため、持っていない場合は準備しておきましょう。
スーツや革靴、頭髪などもセットで整えていれば、「社会人としてしっかりしている」と好印象を持ってもらえます。
また面接当日に落ち着いて行動できるよう、事前に必要な持ち物を用意しておくことも大切です。
- ES・履歴書のコピー
- 応募企業の会社案内のコピー
- 会場までの地図のコピー
- ボールペン
- スケジュール帳
- クリアファイル
- 携帯電話
- モバイルバッテリー
- 現金
- 腕時計
- ハンカチ・ティッシュ



20代後半以降でリクルートスーツを着ていると頼りない印象を与えてしまう可能性もあるため、ビジネススーツを用意するのがおすすめです。
面接対策
フリーターの面接合格率を上げるには、よく聞かれる質問の回答を事前に用意しておくことが大切です。
フリーターが面接で聞かれる質問は、新卒者への質問とは異なります。
また回答の中身だけでなく、マナーやルールなど多角的な視点で採用判断をされるため、万全な面接対策をして本番に臨みましょう。
定番質問の回答例
私がフリーターをしていた理由は、色々な企業で働くことで専門的なスキルを身につけたかったためです。
しかし、会社によって業務内容が異なる環境下では、専門的なスキルは身につかないことに気づきました。
そのため、正社員として特定の企業で長期的に働き、専門性をより深めていきたいと考えております。



「なんとなく」「正社員は荷が重そうだから」といった理由をそのまま伝えるのは避けましょう。やむを得ない理由や前向きな理由を伝えることが大切です。
フリーター期間中は、飲食店で接客のアルバイトをしておりました。お客様との会話が頻繁にあったため、コミュニケーション能力を高められました。また、高価格の料理を提供していたことから礼儀やマナーについて厳しい指導があり、社会人としての常識も学べたと考えております。



応募職種で活かせそうな経験をアピールできると効果的です。
正社員になりたい理由は、アルバイト経験を通して、自分も責任のある仕事に挑戦したいと思ったためです。責任が重い分だけ知識やスキルが身につき、成長できると考えております。



正社員を目指すきっかけとなるエピソードを話すのがおすすめです。
難問質問の回答例
転職回数が多かった理由は自己中心的な不満や新しい環境を試したいという気持ちからでしたが、今は反省しております。何度かの転職経験を通して、責任を持ち、他者と協力することの大切さを感じました。安定した将来を迎えるために最後の転職にしたいと考えています。



転職理由は自分にあることや、転職経験から学んだことを伝えることが大切です。
歌手になるという夢があったためです。私は大学まで進学しましたが、就職せずに歌手になるためにアルバイトで生計を立てていました。4年という期限を設けたものの、歌手活動をしても成功しなかったため、現在は就職活動を行っています。空白期間はありますが、積極性や体力は御社の仕事に活かせると考えております。



空白期間は自分のスキルアップや成長のために必要だったと伝えることが大切です。
フリーターからの転職でおすすめの仕事


コールセンター
コールセンターには、インバウンドとアウトバウンドの2種類があります。
- インバウンド:顧客からの問い合わせ対応や、注文・解約の受付
- アウトバウンド:自社商品の紹介やアンケート、市場調査
研修やフォロー体制が充実している環境で経験を積めるため、未経験に不安のある方におすすめです。



仕事を通して基本的なパソコンスキルやコミュニケーション能力を身に付けられます。
ITエンジニア
ITエンジニアは情報技術に関するスキルや知識を用いて、ITインフラや知識を設計・構築・運用します。
社会のIT化が進む中でITエンジニアの需要は特に増えており、専門性を高めれば高収入も期待できるでしょう。
また、入社後の研修でITエンジニアを育成する企業もあるため、未経験から目指せるのもポイントです。



IT業界は変化が早く常に新しい知識の吸収が必要なので、好奇心旺盛な方が特に向いています。
介護職
介護職は生活の不自由な人を支える仕事で、主な業務内容は生活援助・身体介護・事務業務の3種類です。
特に食事の配膳や掃除などを行う生活援助や事務業務は、資格が不要なため未経験から始められます。
資格取得支援制度が設けられているケースもあるため、活用すればキャリアアップが期待できるでしょう。



人とのコミュニケーションが多いため、相手の気持ちを汲んで行動できる方が特に向いています。
販売職
販売職は接客業の経験があれば、コミュニケーション能力や「顧客のために積極的に動く」といった共通スキルをすでに身につけているため採用されやすいです。
専門知識や資格が不要なケースが多く、求人数も多いので未経験からでも目指しやすいでしょう。
一般的には営業部門内で役職アップを目指し、現場での活躍を評価された場合は本社勤務で開発や広報などを担当するケースもあります。



取り扱う商品に愛着をもてる人や、相手のニーズを汲んで提案できる人が特に向いています。
営業職
営業職は販売職と同様、特別な資格が必要ないため未経験からでも始めやすいでしょう。
また営業職にはインセンティブ(歩合)があり、自分の営業成績や努力次第で収入を上げることもできます。
顧客の課題解決や数字分析などを通じて営業スキルを磨けば、業種・業界問わず評価されやすいのもポイントです。



人と話したり事前準備が好きな方・得意な方が特に向いています。
施工管理
施工管理は働き手の高齢化や減少により人材不足が発生しているため、未経験者でもニーズが高い傾向にあります。
教育・研修に力を入れている企業も多く、未経験でも安心して始められるでしょう。
また、資格取得によりスキル・収入アップが期待できるので、手に職をつけて収入を増やしたい方におすすめです。
施工管理とは?
建設工事の全体管理をする仕事で、現場技術者の指揮監督を行います。



体力やリーダーシップのある方が特に向いています。
工場作業
工場作業も資格は不要ながらも求人が多いため、正社員就職をしやすいです。
「黙々と働ける」「人間関係のストレスが少ない」「残業がほとんどない」といったメリットがあります。
ただし、単純作業だからこそ専門的な知識やスキルが身につきにくいため、幅広く挑戦したいという成長意欲のある人には向かない可能性が高いでしょう。



単独行動や単純作業に楽しさを見出せる方が特に向いています。
フリーターの仕事選びのポイント


好きなことを仕事にしたいという考えから離れてみる
好きなことを仕事にしたいという意識が強いと、好きでない仕事にも対応しなければならない場合にストレスがかかるため、理想と現実のギャップに苦しみやすいでしょう。
好きでないことのほうが、トラブルや困難に強く仕事へのモチベーションを維持できる可能性があります。
そのため、仕事選びの際には「好きなこと」にこだわらず、自分の適性に合った仕事ややってみたいことに挑戦してみるのもおすすめです。
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自己分析をして就職の目的を明確にする
なぜ正社員になりたいのか、自分が望む働き方は何かを分析し就職の目的を明確にすることで、自分に合った企業を見つけることができます。
例えば裁量権のある仕事をしたい場合、マニュアル通りの業務を求める企業だと、正社員になれても辛い思いをしやすいでしょう。
正社員就職をゴールにするのではなく、正社員になってどうしたいのかを明確にすることが大切です。
適職診断を活用してみる
フリーターは限られた職業の中から自分に最適な就職先を見つける必要があるため、適職診断から始めてみましょう。
適職診断をすれば、自分の特性と相性に基づいた職種や企業を効率的に見つけられます。
専門カウンセラーが内定獲得まで無料でサポートしてくれるので、フリーター就活に不安がある方におすすめです。


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労働条件の悪い企業を見極める方法


口コミサイトの評価が低い
口コミサイトでは現職者・退職者が企業をありのままに評価しているので、評価の低い企業は検討したほうが良いでしょう。
ただし、口コミのすべてが正しいわけではないため、鵜呑みにせず参考程度にすることが大切です。
離職率が高い
離職率の高い企業は、不適切な評価制度や長時間労働が常態化しており、従業員が不満を抱えやすい傾向にあります。
ただし、スキルや経験を身につけて独立するのが当たり前となっている企業もあるため、企業の口コミや事業内容を見て判断するのが良いでしょう。



厚生労働省の調査によると2022年の平均離職率は15%で、近年は14%〜15%の間を推移しています。
参照:令和4年雇用動向調査結果の概況(厚生労働省)
求人サイトの募集期間が長い
求人サイトで募集期間の長い企業は、労働環境が悪く離職率が高い可能性があります。
ただし、成長事業で一時的に求人を増やしている企業もあるため、企業の口コミを見て募集期間の長い理由を判断することが大切です。
同業他社の平均よりかなり高給
同業他社の平均よりかなり高給な会社は、肉体的・精神的な負荷が重い仕事を求人に出している可能性が高いため注意が必要です。
同業他社の平均年収や高給の理由を口コミやネットで調べておくと安心できるでしょう。
選考連絡がくる時間帯が遅い
選考連絡がくる時間帯が遅い場合、採用担当が業務過多で追われているか、あるいは管理ができていない傾向にあります。
基本的に選考の段取りは企業が主導して進めるため、こちらから連絡するほどレスポンスが遅い場合は注意が必要です。



面接の日時や時間を直前に変更される場合も、スケジュール管理ができていない可能性が高いので注意しましょう。
フリーターの正社員転職に関するよくある質問


- フリーターから正社員になれる?
-
フリーターから正社員になることは難易度が高いものの可能です。応募職種と関連性の高い経験や資格取得をすることで、成功に近づきます。
- フリーターと正社員の違いは何?
-
責任の重さや収入の安定性などに違いがあります。正社員が最終的責任を負うため、トラブル発生時には対処が必要です。
- フリーターが正社員になる理由は何?
-
収入をアップさせたい、長期的に安定して働きたい、成長したい、といった理由が挙げられます。
- フリーターから正社員になるのが難しい理由は?
-
新卒が優遇される、フリーター期間が長いほど就職が難しくなる、相談できる人が少ない、といった理由が挙げられます。
- フリーターから社員登用はできる?
-
現在働いている職場で社員登用制度があれば、社員になることができます。社員に制度の有無や条件を確認してみましょう。
まとめ
フリーターから正社員への転職は可能ですが、新卒が優遇されたり相談できる人が少なかったりするため、難易度が高い傾向にあります。
正社員就職を成功させるには、自己分析を通じて「正社員になってどうしたいのか」を明確にすることが特に大切です。
フリーターの就活は自主的に動く必要があるため、少しでも不安のある方は一人で抱え込まず、内定獲得後までサポートがある相性転職に相談してみましょう。


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