これから就職を希望している方の中には,
せっかく就職するなら出世したい!
このままの状態で将来出世できるのだろうか?
と思っている方もいるのではないでしょうか。
現代のビジネス社会において、キャリアアップや出世は多くの人々の目標です。
しかし、なぜ同じ環境で働いていても、ある人は昇進し別の人は停滞してしまうのでしょうか?
こんにちは!
株式会社Wizで人事責任者をしている荻久保(@ogikubo)です。
「出世する人」と聞くと仕事ができる人というイメージがあるかもしれませんが、仕事ができるだけでは必ずしも出世できるとは限りません。
出世する人には性格や仕事への姿勢に共通する特徴があります。
本記事では、出世する人の特徴や出世しない人の特徴、出世したい人がやるべきことなどを解説します。
これらの特徴を理解し、実践することで、あなたのキャリアにも大きな変化をもたらすことができるでしょう。
- 出世には社内で良好な人間関係を築くことが大切
- 社交性があるため人脈作りが上手
- 個人よりチームで成果を挙げることを優先する
- 周囲への配慮を忘れないため慕われる
- すぐに「無理」「できない」などがでてしまうと、やる気がないと思われる
- 結果、上司からはリーダーに向いていない(出世させられない)と判断される
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出世する人の特徴
まずは出世する人に共通する特徴をご紹介します。
コミュニケーション能力が高い
仕事をスムーズに進めるには、コミュニケーション能力が必要です。
コミュニケーション能力が高い人は社交性がある人が多く、人脈づくりが上手です。
同僚や上司と良好な人間関係を築けるため、困ったときは相談相手やサポートしてくれる人がすぐに見つかります。
また、コミュニケーション能力が高い人は、自分の考えを言語化するのが得意です。
会議では積極的に自分の意見を発表するため、仕事に意欲的な印象を与え、周りからの信頼や上司からの評価につながります。
プラス思考で物事を前向きにとらえる
出世する人は、基本ポジティブな性格です。
失敗したときは落ち込むより成長の機会ととらえ、学べることや改善点を見つけようとします。
また、失敗しても簡単にあきらめず、何としてもやり遂げる粘り強さがあります。
物事を前向きにとらえる人は明るく笑顔が多いため、周りから好感を持たれやすいです。
周囲の意見を聞き入れる素直さがある
出世する人は周りの意見を聞き入れる素直さや柔軟性があります。
人の意見を聞くことで自分の欠点に気づき、成長につながることもあります。
また、上司は素直にアドバイスを聞く部下の方が教えがいがあるため、目をかけてもらえるでしょう。
周りの意見に耳を傾ける人は上司からも後輩からも信頼され、リーダーにふさわしい人材と思われます。
判断が早い(即断即決)
判断を求められたときに、正確で素早い判断ができる人はリーダーの資質があります。
更に決断が早い人は出世のチャンスにも敏感なため、機会を確実にとらえて出世しやすいです。
人の悪口を言わない
人の悪口を言わないことも出世する人の特徴です。
同僚や上司の悪口を決して言わない人は、周囲から信頼されます。
反対に悪口ばかりの人は、人の上に立つのにふさわしくありません。
場の雰囲気を悪くするため、一緒に働きたくないと思われてしまうでしょう。
出世する人は、悪口を言っても敵を増やすだけで、何も良いことはないことを理解しています。
清潔感がある
人は見た目が9割とも言われるように、見た目、つまり清潔感はとても重要です。
清潔感がある人は第一印象が良く、周りから好印象を持たれます。
反対に清潔感がない人はいくら仕事ができても好印象を持たれず、距離を置きたいと思われることもあります。
見た目の清潔感には主に次のようなことが挙げられます。
- 服がシワシワになっていない
- 髪は寝癖などがなく、しっかり整えられている
- 靴やカバンは汚れていない
ビジネスシーンにおいて清潔感のある見た目の人は信頼されやすいため、商談や社内プレゼンテーションの成功につながります。
見た目の重要性ついてはメラビアンの法則というのもとても参考になります。
メラビアンの法則は、コミュニケーションにおける非言語的要素(言語以外の要素)の重要性を示す理論です。
メラビアンの法則とは?
メラビアンの法則は、1967年にアルバート・メラビアン博士によって提唱された理論です。この法則によると、人間のコミュニケーションにおいて、メッセージの伝達効果は以下の3つの要素によって構成されるとされています
- 言語情報(単語の意味): 7%
- 聴覚情報(声のトーン、話し方): 38%
- 視覚情報(表情、身振り手振り、姿勢): 55%
つまり、私たちが他者とコミュニケーションを取る際、言葉の内容よりも、どのように話すか(声のトーンや話し方)や、どのような表情や姿勢で話すかの方が、メッセージの伝達に大きな影響を与えるということです。
身の回りを整理整頓している
出世する人は身だしなみを整えているだけでなく、机の上や引き出しの中など身の回りを整理整頓していることも特徴です。
常に身の回りが片付いているため、探したい書類はすぐに見つかり、時間をムダにせずにすみます。
健康に気を使っている
仕事で成果を出すには健康面も重要です。
いくら仕事ができても、たびたび体調不良で欠勤しては、自身の体調管理もできない人と判断されます。
重要な会議を休むようなことになっては、管理職に昇進させられないと思われてしまいます。
出世する人は日頃から体調管理に気を配っているため、上司からも体調を不安視されることはありません。
プライベートが充実している
出世する人は仕事人間ばかりでなく、プライベートの時間を大切にしている人が多い傾向です。
仕事で疲れきっていては集中力や判断力が低下します。
プライベートの時間を大切にしてリフレッシュすると、仕事のパフォーマンスが向上します。
スポーツや趣味を楽しむことはストレス発散になり、毎日を健康的に過ごす秘訣です。
出世する人の仕事に対する姿勢
出世する人は、仕事への取り組み方にも特徴があります。
将来出世したいと思っている方は、出世する人の仕事に対する姿勢からも学ぶことをオススメします。
チームワークを大切にする
出世する人は個人の成果よりチーム全体で成果を挙げることを優先して、チームワークを大切にします。
協調性があり、周囲への配慮を忘れないため、チームのメンバーから慕われて上司からも評価されます。
目標を明確にする
出世する人は「〇歳までに〇〇に挑戦する」など長期的な目標を持って仕事に臨んでいます。
いつまでに何をするか明確に設定すれば、その目標を達成するために何をやるべきか導き出せるため、具体的な行動計画を立てられます。
自分から積極的に行動する
出世する人は、言われなくても自分で考えて行動できます。
自分で課題を見つけたら、進んで行動して解決するため、上司から評価されます。
指示されたことしかできなければ、会社では評価してもらえません。
自分から積極的に行動する人が高評価につながります。
出世できない人の特徴
反対に仮に仕事ができても、以下のような特徴があるとなかなか出世できない場合が多いです。
マイナス思考
出世する人はプラス思考ですが、出世しない人はマイナス思考に陥りがちです。
すぐに「無理です」「難しいです」などのネガティブな言葉を使うため、やる気がないと思われてしまいます。
上司からもリーダーに向いていないと判断されるため、出世は遠のいてしまいます。
失敗を人のせいにする
出世する人は失敗を糧に成長しますが、出世しない人は失敗を人のせいにして自分のミスを認めません。
「なぜ失敗したのか」「どう改善すればよいか」などを考えるより「自分は悪くない」「〇〇さんに言われた通りにしただけ」と自分を正当化しようとします。
そのように自分のことしか考えない人は人望がないため、上司からも評価されません。
成長するための努力をしない
与えられた仕事をこなすだけで、成長するための努力をしない人は出世するのも難しいでしょう。
自分からスキルアップのために勉強したり、課題を改善する方法を考えたりすることはありません。
時間にルーズ
時間にルーズな人は遅刻癖があり、約束の時間を守りません。
相手を待たせるということは相手の時間を奪うことになり、社内からも取引先からも信頼を失います。
時間を管理できない人が出世することはないでしょう。
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出世したい人がやるべきこと
出世したいと思っている人は、日ごろから次のことをやっていきましょう。
生活習慣を見直す
出世を目指すなら、心身の健康を維持する努力が必要です。
日々の生活習慣を見直して、健康を維持しましょう。
- 睡眠時間を確保する
- 食事の栄養バランスに気を付ける
- 適度な運動習慣をつける
- ストレスをためこまない
健康でなければ、仕事で高いパフォーマンスを発揮できません。
現在の生活習慣を見直して、健康的な生活を送りましょう。
周囲と良好な人間関係を築く
出世のためには周囲と良好な人間関係を築くことも大切です。
職場で良好な人間関係を築くためのポイントを挙げます。
- 自分から挨拶する
- 明るい笑顔を心がける
- 雑談でコミュニケーションを取る
- 感謝の気持ちを伝える
- 感情的にならない
すぐできる事として、特に自分から挨拶するというのはとても重要です。
弊社でも挨拶はとても重要としており、まずは挨拶さえしっかりできていればOKというくらいとても大事です。
チームでの目標達成を目指す
自分の目標を達成することしか頭になければ、人の上には立てません。
チームでの目標達成を目指し、積極的に周囲をフォローしましょう。
周囲から信頼され、上司からはリーダーシップを評価されます。
出世につながる資格を取る
資格取得が昇進の条件になっている会社もあります。
出世につながる資格があれば、取得を目指しましょう。
とくに出世につながる資格がないとしても、仕事に役立つ資格取得のために勉強を欠かさない姿勢は、上司からも評価されます。
出世につながる資格は業界や職種によって異なりますが、一般的に評価が高く、キャリアアップに役立つ資格をいくつか紹介します。
ただし、資格取得だけでなく、その知識を実務でどう活かすかが重要です。
1. ビジネス全般で有用な資格
中小企業診断士
- 経営コンサルタントの国家資格
- 経営全般の知識が身につく
- 独立開業も可能
公認会計士
- 財務・会計のプロフェッショナル
- 大企業の経理部門や監査法人で重宝される
- CFOへのキャリアパスにも有利
税理士
- 税務のスペシャリスト
- 経理・財務部門でのキャリアアップに有利
- 独立開業も可能
2. IT・デジタル分野の資格
情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)
- サイバーセキュリティのプロフェッショナル
- デジタル時代に需要が高まっている
PMP(Project Management Professional)
- 国際的に認知されたプロジェクトマネジメントの資格
- IT業界だけでなく、様々な業界で評価が高い
3. 語学関連の資格
TOEIC
- ビジネス英語の能力を測る国際的な試験
- スコアが高いほど、グローバル案件や海外拠点とのやり取りを任される可能性が高まる
4. 法務関連の資格
弁理士
- 知的財産権のスペシャリスト
- 技術系企業で重宝される
5. 金融関連の資格
証券アナリスト(CMA)
- 金融・証券分野のプロフェッショナル
- 投資銀行や証券会社でのキャリアアップに有利
6. 人事・労務関連の資格
社会保険労務士
- 労務管理のスペシャリスト
- 人事部門でのキャリアアップに有利
注意点
- 業界や職種に応じた資格選び:自分のキャリアプランに合った資格を選ぶことが重要です。
- 実務経験の重要性:資格だけでなく、その知識を実務でどう活かすかが評価につながります。
- 継続的な学習:資格取得後も、最新の知識やトレンドをキャッチアップし続けることが大切です。
- 社内での評価:会社によっては特定の資格取得を評価したり、支援制度を設けていたりすることがあります。人事部門に確認するのも良いでしょう。
資格取得は自己研鑽の一つの形ですが、それだけでなく、リーダーシップ、コミュニケーション能力、問題解決能力など、総合的なスキルアップを目指すことが、真の意味での出世につながります。
以下にもある、MBTI診断の結果を元にした仕事できる人ランキングなども参考にしてみてください!
出世しやすい人に関するよくある質問
出世しやすい人はどのような性格ですか?
出世しやすい人はポジティブな性格です。
笑顔が多いため、周りから好感を持たれ、人間関係も良好です。
失敗しても前向きに捉え、粘り強く挑戦するため、成長につながります。
出世に学歴は関係ありますか?
現在も学歴を重視する企業はあります。
そんため、学歴は初期のキャリアステージでは影響力を持つ場合がありますが、長期的には実績と能力がより重要になります。
高学歴は確かに有利に働くことがありますが、それ以上に重要なのは、継続的な学習意欲と実務での成果です。
学歴に関わらず、自己啓発に励み、実績を積み重ねることで、出世の機会は広がります。
出世しやすい人は他の人より仕事ができるのですか?
仕事ができるからといって出世できるとは限りません。
管理職になれば自分の仕事だけでなく、部下のマネジメントも必要です。
仕事はチームで行うものという意識がない人は、自分の仕事だけすればいいと思っています。
他の人の仕事が遅れていても手助けしようとしないため、周りから慕われることはなく、仕事ができても出世にはつながらないでしょう。
出世には上司へのごますりが必要ですか?
ごますりによって好印象を与えられると、上司と良好な関係を築くことができます。
しかし、いくら好印象を与えられても、仕事で成果を上げなくては出世につながる評価は得られません。
年齢は出世に影響しますか?
年齢自体は出世の決定的な要因ではありません。むしろ、経験や能力、そして組織への貢献度が重要です。
ただし、若いうちから自己啓発に励み、リーダーシップを発揮する機会を積極的に求めることで、早期の出世につながる可能性は高まります。
年齢に関わらず、常に学び、成長し続ける姿勢が大切です。
女性の出世に特有の障壁はありますか?
残念ながら、多くの組織でまだジェンダーに基づく障壁が存在する事は事実です。しかし、状況は徐々に改善されつつあります。
そんな状況ふまえて女性の出世を促進するためには、組織の文化改革やワークライフバランスの支援が重要です。
個人としては、自己主張を恐れずメンターを見つけ、ネットワークを広げることが有効です。
また、組織のダイバーシティ推進活動に積極的に参加することも、キャリア向上につながる可能性があります。
転職は出世に有利ですか?それとも不利ですか?
転職が出世に有利か不利かは、状況によって異なります。
適切なタイミングでの転職は、より高いポジションや新しい経験を得る機会となり、キャリアアップにつながることがあります。
一方頻繁な転職は、長期的な信頼関係や専門性の構築を難しくする可能性があります。
重要なのは、転職の理由と、それがキャリア目標にどう合致するかを慎重に検討することです。
専門性と汎用性、どちらが出世に有利ですか?
これは業界や組織の特性によって異なりますが、理想的には両方のバランスを取ることが重要です。
専門性は特定の分野で深い知識と経験を持つことを意味し、エキスパートとしての価値を高めます。
一方、汎用性は様々な領域に対応できる柔軟性を示し、マネジメント層に上がる際に重要になります。
キャリアの初期段階では専門性を磨き、徐々に視野を広げて汎用的なスキルも身につけていくアプローチが多くの場合効果的です。
出世しやすい人の特徴まとめ
本記事では、出世する人に共通する特徴についてまとめてみました。
出世しやすい人はポジティブな性格で笑顔が多く、周りから好感を持たれるタイプです。
清潔感があり、人の悪口を言わないなど人として魅力があるため周りに慕われます。
これらの特徴は、一朝一夕で身につくものではありませんが、意識的に努力を重ねることで、確実に向上させることができます。
あなたのキャリアを次のステージに押し上げるために、これらの特徴を意識的に磨いていくことをお勧めします。
日々の業務の中で、これらの特徴を意識し、実践していくことで、あなたの価値は組織内で高まり、出世への道が開けていくでしょう。
本記事でご紹介した出世しやすい人の特徴や仕事への姿勢を参考に、出世につながる明確な目標を設定して仕事に取り組みましょう。
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