なんで就職できないのかわからない…
書類は通るけど面接がうまくいかない…
こんにちは!
株式会社Wizで人事責任者をしている荻久保(@ogikubo)です。
フリーターから正社員への転職は、多くの人にとって難しい課題ですが、適切な準備と戦略があれば実現可能です。
就職が決まらないフリーターには、応募企業を絞りすぎる傾向や自己PRのミスマッチなど、いくつかの共通した特徴が見られます。
そこで今回は、フリーターの方を就職させるプロしてこれまで行ってきた経験をふまえて、これらの傾向を分析し、就職成功に向けてすぐに実践すべき具体的なアクションを解説します。
- 明確な目標やビジョンがない
- スキル不足と自己PRの弱さ
- 情報収集不足と行動力の欠如
- 面接対策の甘さ
- 転職活動の戦略不足
- ブラック企業の回避などの為にも就職支援サービス(エージェント)の利用が効率的
- 更に資格取得などを考えながら、期間を設定してアルバイトと同時進行で就職活動をおこなう事が重要
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なぜフリーターは就職が決まらないのか?その6つの傾向
なかなか就職が決まらないとき、つい企業側にも非があると思ってしまいがちなのですが、実は就職が決まらないときにはそれなりの理由があるものです。
まずは就職決まらないフリーターに見られる傾向を把握し、自分に当てはまるものがないかを確認していきましょう。
明確な目標やビジョンがない
「とりあえず就職したい」「今の仕事に飽きたから」といった漠然とした理由で転職活動をしている方は、なかなか就職が決まりません。
企業は、採用する際に「なぜその会社で働きたいのか」「どんな貢献をしたいのか」を重視します。明確な目標やビジョンがないと、面接で自分の想いをうまく伝えられず、採用担当者にも熱意が伝わらないため、選考から漏れてしまう可能性が高まります。
スキル不足と自己PRの弱さ
フリーターの仕事では、専門的なスキルを身につける機会が少ない場合があります。そのため、就職活動ではスキル不足を感じ、自己PRも自信を持ってできないという方も多いでしょう。
しかし、企業はスキルよりも「成長意欲」や「学習能力」を重視する場合もあります。
自分の強みや経験をアピールし、スキルアップへの意欲を積極的に伝えましょう。
情報収集不足と行動力の欠如
「なんとなく」「何とかなるだろう」と、転職活動に対して消極的な姿勢では、なかなか良い結果は得られません。積極的に情報収集を行い、自分に合った求人を見つけ出すことが重要です。
また、求人情報を見つけるだけでなく、実際に企業のホームページや説明会に参加して、企業の雰囲気や仕事内容を理解することも大切です。
面接対策の甘さ
面接は、企業が応募者を直接評価する重要な機会です。
しかし、フリーターの中には、面接対策を十分に行わず、本番で緊張してしまい、うまく話せなかったという方もいます。面接対策は、事前にしっかりと練習しておくことが重要です。
自己紹介や志望動機、逆質問など、面接で聞かれる可能性のある質問を想定し、練習を重ねましょう。
転職活動の戦略不足
「とにかくたくさん応募すれば、どこかに受かるだろう」という考え方は危険です。
転職活動は、戦略的に行うことが重要です。自分の強みや希望する職種を明確にし、それに合った企業を絞り込んで応募しましょう。
また、転職エージェントを利用するなど、外部の力を借りるのも有効です。
条件で絞り込みすぎている
何かしらの資格や専門知識を持っていれば別ですが、基本的にフリーターである期間が長ければ長いほど、就職活動をする際の応募先は選択肢が限られてきます。
ただ、その中でも仕事内容や勤務場所、給料などの希望条件は出てくるものです。
長く働くためにも働きやすい自分の希望条件に合ったところを……と考える気持ちもわかるのですが、そこにこだわりすぎてしまうとどんどん就職が遠のいてしまいます。
一般的に内定がでる確率は5%と言われています。さらに書類審査自体も20%と言われているので、ここを突破する為にもまずはできるだけいろいろなところに応募していく事がポイントです。
可能性を広げる為にもまずは興味のない仕事もチェックしてみる事も重要です。
フリーターから正社員への面接時によくある傾向5選
なかなか就職が決まらないという状況が続くと、誰もが多少ネガティブになってしまうものです。
それも仕方ない事でもありますが、面接中などに意図せずちょっとした返答や言葉尻、表情や動き、声のトーンなどに出てしまう事もあります。
そんな時、自分では特に気にしていなくても、面接官がそういうマイナスな雰囲気を感じとってる事もあります。
常にネガティブにならないように心がけるのはもちろん、すでにネガティブになってしまっている場合には発想の転換で、できるだけポジティブな雰囲気で対応していくようにしましょう。
例えば、
なぜこれまでフリーターをしていたのですか?
という質問に対して、
特にやる事がないのでとりあえずフリーターの道を選びました
という返答や、
志望動機を教えてください
という質問に対して、
とりあえずお金の為に正社員になりたいです
といったような、就業意欲が感じられない発言をしてしまうと、完全にアウトだという事も理解しておきましょう。
仮に本当にそうだっったとしても面接では本音と建て前が重要です。
社会人としての言葉遣いやマナーというのは、多くの方が働きながら徐々に身につけていくものです。
もちろん、フリーターでもある程度の言葉遣いやマナーは身につけることになりますが、多少の失礼があったとしても大目に見てもらえる部分はあるでしょう。
しかし、就職活動での面接や正社員になったときにはより正確な言葉遣いやマナーを求められます。
どれだけ内容が充実していても、どれだけコミュニケーション能力が高くとも、社会人としての言葉遣いやマナーに問題があるとそれで台無しになる事もあります。
そのため、就職活動で求められる言葉遣いやマナーはしっかりと押さえておく必要があるでしょう。
就職面接に限ったことではないのですが、初対面の相手とやり取りする場面ではやはり見た目の印象が大きく影響を及ぼします。
どれだけ熱意があったとしても、就職面接に相応しい服装や髪型にできていないと、それだけでマイナスになってしまう事もあります。
見た目の雰囲気はとても重要です。逆に雰囲気が良ければ内容に多少微妙な点があってもなんとかなる事も多いです。
先では言葉遣いやマナーについて触れましたが、就職面接に相応しい服装や髪型もまたひとつのマナーと言えるでしょう。
面接にはたいてい最後に逆質問の時間がありますが、その時間をしっかり活かせていないという方も多いです。
逆質問を求められたときに単純に「特にありません」と答えてしまうと、それだけで意欲がないと思われる可能性があります。
ただ、だからといって給与や待遇に関する質問ばかりしてしまうと、それはそれで印象が悪くなります。
せっかく質問をするのであれば、自分のやる気をアピールできるようなものを考えていきたいところです。
- 入社前までに勉強しておいた方がいい事や、読んでおいた方がいい書籍などはありますか?
- 入社後のキャリアパスについて、具体的にどのような成長の機会がありますか?
- 御社で活躍されている方はどのような人ですか?
- 今回のポジションで成長するために必要なスキルや経験は何でしょうか?
- 入社後の研修内容について教えてください。
就職活動の面接は緊張しない方のほうが少ないでしょう。
誰もが面接は緊張するものですが、フリーターからの初めての就職ということであればより緊張してしまうかもしれません。
緊張から質問に対して答えになっていないことを言ってしまったり、逆に機械的な回答になりすぎてしまったりする事もあると思います。
そうならないようにしっかりと面接の練習を繰り返すのはもちろん、練習だけではなく、実際にいろいろな企業の面接を受けて緊張に慣れることも大切です。
面接の練習はとても重要です。
未経験採用の場合面接の雰囲気だけで採用が決まると言っても過言ではない会社も多いので、しっかりと対策していきましょう。
心理的ハードルの克服法
面接の緊張に多くつながる心理的な障壁を克服するためには、いくつかの効果的な方法があります。
まず、目標をはっきりさせ、自信を持つことが1番大切です。
自己肯定感を高め、過去の成功体験などに目を向けることで、ネガティブな感情に立ち向かう力が強まります。
また、なんでも学びの機会と捉え、必要に応じて周囲のサポートを求めることも重要です。
すぐにできる事としては、深呼吸や筋肉をリラックスさせるリラクゼーション技法を実践したり、軽い運動を始めて身体と心の健康を向上させたりすることが効果的です。
さらに、とにかく行動を起こすことで、不安を軽減し、前向きな変化をもたらすことができます。
これらの方法を組み合わせて実践することで、心理的な障壁を徐々に克服し、目標達成への道を開くことができるでしょう。
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フリーターから就職へ!即実践すべき5つの行動
まずは、自分の強みや経験を改めて見直してみましょう。フリーターの仕事でも、接客経験や事務処理能力など、企業で役立つスキルを身につけているはずです。
これらの経験を具体的に言語化し、自己PRに活かしましょう。
例えば、「お客様とのコミュニケーションを通して、相手のニーズを理解するスキルを磨きました」「複数のアルバイトを経験することで、時間管理能力や責任感を養いました」のように、具体的なエピソードと結びつけると説得力が増します。
さらに、自分の強みが活かせる仕事、興味のある業界などを調査し、市場価値を理解することも重要です。転職サイトや求人情報サイトで、自分のスキルや経験がどの程度評価されているのか、どんな仕事に繋がるのかを調べてみましょう。
就職活動では、応募する職種に必要なスキルが求められます。もし、スキル不足を感じている場合は、積極的にスキルアップを目指しましょう。
オンライン学習サービスや専門学校を利用するなど、自分に合った学習方法を見つけ、積極的にスキルを身につけていきましょう。
例えば、事務職を目指すなら、ExcelやWordなどのスキルを習得しましょう。プログラマーを目指すなら、プログラミング言語を学習する必要があります。スキルアップには時間と努力が必要ですが、就職活動の成功に大きく貢献します。
求人情報は、転職サイトやハローワーク、新聞広告など、さまざまな媒体で公開されています。それぞれの媒体の特徴を理解し、自分に合った求人情報を探しましょう。
転職サイトでは、希望条件やスキル、勤務地などを絞り込むことができるので、効率的に求人情報を探すことができます。
ハローワークでは、公的機関ならではの求人情報や就職支援サービスを受けることができます。新聞広告では、地域密着型の求人情報を見つけることができます。
面接は、企業が応募者の能力や個性を見極める重要な機会です。そのため、しっかりと対策を行う必要があります。自己紹介、志望動機、逆質問など、面接で聞かれる可能性のある質問を想定し、練習を重ねましょう。
また、面接のマナーや服装についても、事前に確認しておきましょう。
面接練習は、一人で黙々と行うよりも、友人や家族に協力してもらうと効果的です。実際に面接官役になってもらうことで、緊張感を持って練習することができます。
フリーターからの就職なら間違いなくエージェントの活用が効率がいいです。
転職エージェントは、求職者の希望条件に合った企業を紹介してくれるだけでなく、面接対策や書類作成のサポートも行ってくれます。特に、就職活動に自信がない方は、転職エージェントを利用してみることをおすすめします。
転職エージェントは、求人情報の提供だけでなく、市場価値の分析や自己PRのブラッシュアップ、面接対策など、多岐にわたるサポートを提供してくれます。
更にブラック企業に入らない為にもエージェントは活用できます。
就職活動の成功率を高めるために、積極的に活用してみましょう。
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就職決まらないフリーターに関するよくある質問
同じフリーターでも年齢を重ねると就職は厳しくなりますか?
フリーターからの就職は誰にでもチャンスはありますが、やはり年齢を重ねるごとに難易度は上がる傾向にあります。就職を考えているのであれば、なるべく早くに行動へ移しましょう。
フリーターからの就職が難しいのはなぜですか?
理由はさまざまですが、「目標や夢がない」「ネガティブになっている」など内面の部分が引っかかっているケースと面接対策が不十分なケースが考えられます。
フリーターから就職しやすい仕事はありますか?
営業職やエンジニア、施工管理など、人手不足の業界や職種は経歴に関係なく、働く意欲のある人材を求めている傾向にあります。
フリーターの就職活動は何から始めればいいですか?
仕事の方向性も何も決まっていないという場合には、自己分析や業界研究から始めるといいでしょう。
就職サイトや就職エージェントのツールを活用するのもおすすめです。
フリーターとしての経歴は活かせますか?
フリーターという働き方でも仕事で身につけたものは就職活動で活かせます。
具体的なエピソードを踏まえながら、経歴をしっかりとアピールしていきましょう。
就職活動に自信がないのですが、どうすれば良いですか?
転職エージェントに相談してみましょう。
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就職決まらないフリーターまとめ
この記事では、就職が決まらないフリーターに見られる傾向とその対策について解説しました。
フリーターから就職することは決して簡単なことではありませんが、諦めずに努力を続けることで、必ず道は開けてきます。
就職が決まらないフリーターは内面の部分がマイナスの印象につながっていたり、面接対策が不十分であったりといった何かしらの傾向が見られるものです。
逆にこういった部分をしっかりと対策できれば正社員就職への道は開けます。
それでもなかなかうまくいかない場合は、就職エージェントを活用するなどして効率的に進めていくのが確実です。
フリーターの就職については以下記事もご参考ください!
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